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異界と日本人 絵物語の想像力 (角川選書 356)

異界と日本人 絵物語の想像力 (角川選書 356)

異界と日本人 絵物語の想像力 (角川選書 356)

作家
小松和彦
角川書店装丁室
出版社
KADOKAWA/角川学芸出版
発売日
2003-09-09
ISBN
9784047033566
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異界と日本人 絵物語の想像力 (角川選書 356) / 感想・レビュー

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misui

異界、そして妖怪に関する諸々。物見遊山的な興味で読んでいたら最後に来てうるっときた。副読本として『日本異界絵巻』(ちくま文庫)もおすすめ。

2009/08/22

はみ餅

泣不動縁起絵巻の祭壇の向こうの病魔が、現代の擬人化された虫歯菌にそっくりで驚いた。日本人のバイキンに対するイメージって千年くらい変わらないんだなあ。

2022/03/28

しろきいろ

図書館。斜め読み。異類婚姻好きなら楽しいかも。

2016/05/21

ロッシ

妖怪は、人間の欲望を抑える道徳としての存在だったのですか。とぐろ兄弟、ありがとう

2012/06/17

kunugi

中世から近代にかけての絵物語を概観し、日本人にとって「異界」がどんな役割を果たしていたか探る本。あまり深くまで突っ込まない代わりに、ユーモア混じりの見解が好奇心を刺激してくれて楽しい。説話、絵巻、そして妖怪たちなど「異界」を構成する諸要素は、伊達や酔狂で生まれてきたわけではない。年月を経て様々な影響を受けたために見えにくくなっているだけで、背景には必ず生成の理由ないし目的がある。そこに目が向くか否かで、「異界」を胡散臭いものと見なすか、価値あるものと認めるかが分かれてくるんだろう。

2010/10/02

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