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初歩から学ぶ生物学 (角川選書 357)

初歩から学ぶ生物学 (角川選書 357)

初歩から学ぶ生物学 (角川選書 357)

作家
池田清彦
角川書店装丁室
出版社
KADOKAWA/角川学芸出版
発売日
2003-09-26
ISBN
9784047033573
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初歩から学ぶ生物学 (角川選書 357) / 感想・レビュー

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トムトム

こういう本を読んでおくと、病気や死は怖くなくなる。生命数十億年の歴史は捕食者との闘い、自分の免疫力VS病気・怪我との闘い。そして運もたくさん作用する。全生物、死ぬまで生きているだけ。その間に子孫を残せれば成功!死ぬのが怖くて生きてられるか!というぐらいに開き直ると、人生楽ちんです♪捕食者がいない分だけ、人間は気楽です。

2020/04/06

ZEPPELIN

初歩からとはいえ、理科嫌いにはちょっと難しい箇所もちらほら。科学が進歩したとはいえ、生物にはまだまだ謎が多い。細胞の複雑な仕組みは分かっても、なぜそうなっているのかは分からない。将来的にも分からないかもしれない。がんになりやすい体質まで遺伝することを考えると、生物の進化はやっぱり結果なのかなぁと思う。単細胞から多細胞、無性生殖から有性生殖になったおかげで多様性を獲得できた反面、複雑で面倒な性質まで抱えてしまうなんて、自然はうまく出来ている

2014/05/25

よし

高校の時、生物の授業が面白くなく、終わりのチャイムがいつも待ち遠しかったのが、何故か思い出される。(苦笑)ただ受験用、単位取りの暗記科目にすぎなかった。「生きているとは?」「生命とは?」など 生物に関する初歩的、素朴な疑問が満載で、一つ一つ分かり易く応えてくれる。知的好奇心を満たしてくれるのがいい。「人間は10年前と今とでは自己を形成する物質がすべて変わってしまってる。にもかかわらず、自分は自分だと認識している。つまり「自己同一性」という意識を持つ」「こころはどこにあるのか?」も面白く謎に満ちている。

2014/10/14

tk

池田清彦でググると「トンデモ」とか出てきた。 この本に対する批判を読んでなぜ自分が生物学が嫌いなのかがはっきりとわかった。 それは生物学を議論するには膨大な知識が必要だし、その知識があったとしても、他の要素の影響を完全に否定できないので、議論の応酬になるだけで非生産的に見えてしまうからだ。 そういう点では歴史学と全く同じであると思う。

2011/02/28

ハッピー

テレビでおなじみの人で、ひょうひょうとした語り口を目に浮かべながら読んだので、入ってきやすかった。環境破壊は人間が思うだけだというのは目からうろこだった。シアノバクテリアが豊富な炭酸ガスを使って酸素を出すという、一種の環境破壊をすることで、現在の酸素にに満ちた地球になったというのは面白いと思った。それによって古生物は絶滅した。

2019/09/03

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