ここからはじめる短歌入門 (角川選書 475)
ここからはじめる短歌入門 (角川選書 475) / 感想・レビュー
KEI
三十一文字で様々な表現が出来ることに素晴らしさを感じて読み始めたが、「入門書」としては私には難しかった。ただ、短歌のリズム、言葉の響きが歌の内容と同時に考慮して作歌をする必要を感じた。また歌を詠む時に芯をどこに置くのか、何を芯にするのかが無ければ虚しいだけの歌となる。耳が痛い話だった。入門書を読むのも必要だろうが、歌集をたくさん読む事が自分にとって必要だとおもった。
2020/09/18
双海(ふたみ)
ていねいに書かれた入門書。お人柄が出ているのかなと思った。歌集を編むことにも触れられていたのがよかったな。
2022/03/14
ほうすう
良い本だとは思う。作者の優しい語り口、理路整然とした説明。ただ入門書かと言われるとなんとも言い難い。短歌をよむのにそこまで身構えなくてもいいのではと思ってしまう。これはいい意味も込めてだけどお節介な本。すごく説明してくれる。あれもこれもと。ちょっと興味を持って短歌を作ろうと思った子がこれを読んで実践に役立つかというと難しいし、むしろ大上段に構えすぎて腰が引けると思う。対象がよく分からない本である。
2024/09/03
hakootoko
ささっと読んでしまった。エッセイが良くできているのももちろんあるんだろうけど、短歌の凝集力がすごい。人間と時代と自然が31文字になっている。
2020/11/10
てくてく
オーソドックスな短歌入門。入門者に対して短歌の面白さや喜びを説明しているが、特に強い印象を受けるまでには至らない。教科書としては最適かもしれない。
2017/09/01
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