噂を学ぶ: 学問としてのスキャンダル (角川oneテーマ21 C 16)
噂を学ぶ: 学問としてのスキャンダル (角川oneテーマ21 C 16) / 感想・レビュー
中年サラリーマン
「恐縮です」でおなじみだった芸能レポーターの梨元勝の著書。正直、芸能リポーターという仕事、そしてそのネタとなる噂の性質やその検証などについてこれほど考えを深めていたのかと驚いた。後、本の内容とはずれるがデヴィ夫人の「私はね、朝起きると必ず、今日がゼロだと思うようにしておりますの。さあ、今日もまたゼロから出発しなければ・・・。そう思うと、毎日毎日が非常にやりがいがあるんですのよ。」っていう自身の生活哲学的なコメントをとってこれるのがいいなぁ。
2012/06/07
ruslan
常々、芸能ニュースは野暮だなあと思っている。本作を読めば、ワイドショーや芸能週刊誌を作るレポーター側の考え方や、業界史を知るきっかけとなる▼和田アキ子さんの「芸能界で生き残るには2位がいい」理論は面白いと思った。直後に植木先生の『シロクマ~』を読んだので、さらになるほどなっとくした。
2015/01/15
amabiko
ワイドショーは活字メディアである週刊誌から生まれた。著者自身の芸能レポーター歴が、そのまま日本のワイドショーの歴史に重なるというわけか。
2014/11/04
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