ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー (角川oneテーマ21 C 64)
ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー (角川oneテーマ21 C 64) / 感想・レビュー
Kei
出版が2003年で、アウンサンスーチー氏が大統領に選出された事は載っていないが、ミャンマーや彼女の歴史・混乱を知る上で重要な一冊。タイ留学時ミャンマー人の友人が出来、興味は持っていたが、全然勉強出来ていなかったので、今回は良い機会だった。本書の中に日本政府がビルマ軍事政権を承認し、世界各国から批難を浴びた件があり、著者は北風と太陽の話を持ち出して日本流のやり方を表面的に称賛していたが、それはおかしい。著者が政府とどんな繋がりがあるのかは分からないが、おそらく本心を書けていない所に政府の狡猾さがあると思う。
2016/06/28
ティス@考える豚
読了。タイムリーな話題であるアウンサンスーチーとミャンマーの軍事政権について詳しく言及されている。少々ビルマ人を美化しすぎなようだが、わかりやすく親しみの持てる文章だったので、秀逸な本であると思う。ミャンマーやアウンサンスーチーさんについて詳しく知りたい方はまずこの本から入ってみるといい。
2010/12/08
OMO
面白さ:△ 興味:○ 読みやすさ:○ 新鮮さ:× 文学的云々:×
2019/09/10
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