健全な肉体に狂気は宿る: 生きづらさの正体 (角川oneテーマ21 A 41)
健全な肉体に狂気は宿る: 生きづらさの正体 (角川oneテーマ21 A 41) / 感想・レビュー
まーちゃん
同意することが圧倒的に多かった、と前置きした上で。表題が分かりにくい。読めば分かるが、後で見直した時内容がパッと浮かばず「あれ?何だったっけ?」となる。勿体無い。引き出しごとに思い出しやすいラベルを貼ってほしい。/第一章…世代のカテゴリに自分を当てはめに行くと…結局「私は私」で踏ん張るしかない。女性誌は「まとめめてどこかへ連れていく」メディア。あまり信用できない、の?(笑)/病こそ癒し。健全な肉体に狂気は宿る。このカラクリに気付き、それゆえそこに逃げ込めない人たちはどうすれば背中の荷物を降ろせるの?(→)
2014/02/03
mura_ユル活動
精神科医の春日さんと内田さんとの対談。2005年発行。再読。否定的な言葉が並ぶ。肯定化して読むことが必要と思う。身体と心や社会、病院に関する内容。最後に春日先生、「人間が精神的に健康である4条件」を掲載。題名の内容は、その題のついた編のその項目を読めば理解できる。
2013/08/25
ネギっ子gen
著書を通じ、大変お世話になっている、愚生より一寸年上のお二人による対談本。サブも含め書名が良く、目次に掲げられた章題も素敵だ。巻頭は内田先生による「穏健な非常識とラディカルな常識」。巻末は春日ドクターの「握り拳の盆栽と精神寄生体」。章は6つ。【世代論に逃げ込むな】【「自分探し」はもうやめよう】【人間は、わかり合えっこない】【個性とこだわり幻想】【健全な肉体に狂気は宿る】【まずは身体に訊け】どれも魅力的だ。そして、対談の内容。年齢がほぼ同じ故、思考法や感じ方が近く、楽しんで対談されている様子が見て取れます。
2019/09/01
林 一歩
子供じみた事を言うが、内田氏は好きになれない。
2013/09/10
kikunosuke
自分の『漠然と考えていること』がキチンと言語化されると、どうしてこんなにスッキリするのだろう?できれば自分で表現したいところだが、その力が足りないことをもどかしく思う。『過去って取り返しがつくもの』とか『中腰で待つことの大切さ』とか、今の私だからこそ納得できる言葉が随所に溢れている。この本に出会えたことに感謝。
2013/08/11
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