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女は何を欲望するか? (角川oneテーマ21 A 79)

女は何を欲望するか? (角川oneテーマ21 A 79)

女は何を欲望するか? (角川oneテーマ21 A 79)

作家
内田樹
出版社
角川書店
発売日
2008-03-01
ISBN
9784047100909
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女は何を欲望するか? (角川oneテーマ21 A 79) / 感想・レビュー

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おさむ

刺激的な題名のフェミニズム論ですが、ちと難解です。筋金入りのアンチ・フェミニストの内田センセイが理論的かつ学術的ジャブを打ち続け、KOさせるといった趣。「エイリアンはフェミニズム映画」という解説は他の著作にも登場しますが、面白いですね。(私は映画は2までしか観てませんが)

2016/04/06

佐島楓

テクストを書いてもどこまで「自分が本当に言いたいこと」に近づけるか。読み手はどう受け取れば正解なのか。フェミニズム論とは離れたところで考えさせられました。後半の映画論でエイリアンというチョイスをするあたり、内田先生は男の方なんだなあと。

2011/09/13

仲本テンカ

フェミニズムは正しいけど、社会的役割をそれなりに果たしたので、この運動はいったん充電期に入る方が良さそうだと思いました。

2016/06/14

tona

ショシャナ・フェルマンの "What Does a Woman Want?" にちなんでいるんだろうなと気になり、購入。所々何言っているんだ?と思うところもちらほらありましたが、フェミニズムにおける議論は非常によく整理されているので、要点を掴みやすかったです。

2015/09/19

かやは

女性の社会進出が進むことはもちろん良いことだが、結果が今の少子化である。男性と雇用を争うことにも繋がってしまう。フェミニストたちが望むのはそのような完全競争社会でなのだろうか。著者はそのような「誰もが同じ欲望を求め合う社会」を否定する。私も同意見である。今のグローバル社会も価値観の統一をはかり、うまく儲けようとしているのだろう。「価値観はばらけている方が良い」生まれや性別で不当に差別されることは許されないが、その違いによって個々が追い求める欲望は違っていて良い。その方が無駄な争いも減る。

2014/04/22

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