いじめるな!: 弱い者いじめ社会ニッポン (角川oneテーマ21 A 80)
いじめるな!: 弱い者いじめ社会ニッポン (角川oneテーマ21 A 80) / 感想・レビュー
カッパ
今は非スティグマ型のいじめも増えた。関係性の中で背負わさららことも多い。自分の不安から解消されるためのいじめがある。これからの時代、ランクづけや、メディアのあり方でも助長される。その中で調整して不愉快を受け入れていくが望まれている。
2017/01/23
阿部義彦
結構前(2008年)の本だけど、状況は変わらないどころか益々悪くなっている様に思う。日本特有の和をもって貴しと成す考えで、とにかく皆んな仲良くしましょうなんて甘っちょろい考えは捨てるべきですね。世の中には自分と全然考えの違う人々が当たり前にいるんだ!を受け入れてその多様性とその人にもそれなりの考え方が有るんだなと言うのを受け入れてそこを調整しながら生きていくしかない事に気付く事を受け入れるというのが始まりかな?偏狭でワガママで恥知らずにいつからなったんだと私でも思ってしまいます。
2016/10/06
トダ―・オートマタ
いじめられている人は、疲弊して抵抗もできないという ところは納得がいった。 ただ、途中のところでパワハラを否定しているが その次に「若者は打たれ弱い」「若者がコミュニケーション能力がない」 というのが個人的には納得できなかった。 最初の方で若者は疲弊していると書いておいて ここで若者叩きを安易にするのは 社会的に「若者イジメ」を許容しているように感じる。
2011/10/26
totuboy
「いじめられる側にいじめの原因がある」と考える子は非常に多い。結局、そうやって自分のやっていることに理由を後付けしていることに痛烈な批判を加えている。心理学的、社会科学的にそれぞれの専門とする分野からのアプローチがあって面白いが、ところどころ「一般的に」と根拠に薄い部分はある。あと、安倍さんが病気を理由に辞めたことを痛烈に批判している箇所があるが、結局そうやって批判しやすいところに避難が集中する、いじめの構図を二人の方も加担しているような気もしてしまう・・・。
2012/11/25
xtc1961ymo
再読、ネットの発達が新たないじめ、村八分を助長している、また、同調圧力が本当に強すぎるわ、なんか、八ツ墓村の世界か、今の日本は?とか思ってしまった。人と違ってても、ああ、そうなのとあっさり自然に、認証したりできんのかねー。と思った。子供が子供をあやめ、子供が子供と子をつくる、子供だけの青い部屋。←大森靖子の唄より。
2012/07/08
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