なぜ阪神は勝てないのか? ――タイガース再建への提言 (角川oneテーマ21 A 106)
なぜ阪神は勝てないのか? ――タイガース再建への提言 (角川oneテーマ21 A 106)
- 作家
- 出版社
- 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日
- 2009-09-10
- ISBN
- 9784047102064
なぜ阪神は勝てないのか? ――タイガース再建への提言 (角川oneテーマ21 A 106) / 感想・レビュー
金吾
前回の阪神の監督をやめてすぐに先輩である真弓監督をかなり責めています。江夏さんとの対話は面白いです。
2023/11/24
showgunn
岡田は自分の本でもそうだったがとにかく自分はどれだけ考えて監督をしていたかという話を延々として、後任の真弓監督のことをこき下ろし続け、本当に性格が悪いんだなと思わせる。こんな監督の下でプレイする選手たちは大変だったろう。定番の「昔の選手は凄かった、今の選手はクソ」発言も全編に散りばめられている。 それに比べ江夏のどっしりとした存在感と発言の重みはまさに人間としての器の違いを感じさせる。江夏の発言だけを読み、岡田のところは全部飛ばしてもいいくらいだ。むしろその方がノイズが入らなくていいかもしれない。
2016/09/02
くりのすけ
江夏の野球理論の深さに改めて感心。真弓批判、球団フロント批判がメインであるが、しっかりとした野球観がある。また、対談形式で語られる阪神の歴史やフロントの体質、監督問題については、改革する必要があるのではと感じさせられた。岡田の監督論にも関心させられるが、多くの人が書いているとおり、批判するぐらいなら監督を続けて欲しかった。
2013/04/23
再び読書
二人の縦縞に対する熱い思いが伝わる本。特に岡田氏は失礼ながら、顔が知的の見えないので、誤解していたが、かなりクレバーな監督だったことがわかる。その上二人と阪神にから、出されたという経験を糧に独自の理論を築いていると思われる。岡田氏はまた主力選手に対する心のケアにも言及している。その反面、先を見越した戦略に基づき、伊良部を二軍に落として若手を使うくだりは、江夏氏も舌を巻いていた感もある。こういうOBをうまく指導者育成に繋げる阪神球団になって欲しい。また、岡田氏は自身や清原を救った仰木氏の役割に期待します。
2013/02/07
ntahima
裏話はおもしろいが、結局お互いのことは認めあって、他は貶す・・まあ、軽い読み物です。
2009/11/30
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