野村ボヤキ語録 人を変える言葉、人を動かす言葉 (角川oneテーマ21 A 131)
野村ボヤキ語録 人を変える言葉、人を動かす言葉 (角川oneテーマ21 A 131)
- 作家
- 出版社
- 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日
- 2011-01-08
- ISBN
- 9784047102712
野村ボヤキ語録 人を変える言葉、人を動かす言葉 (角川oneテーマ21 A 131) / 感想・レビュー
再び読書
いつもの野村節が炸裂する。今回は愚痴が少ないのと、自慢が少ないのと、古田へのボヤキが少ないのが特徴。しかし、いつもながら、感心させられるのは、当たり前の事を、当たり前にする姿勢。弟子にも感じているかつてのの教え子に対する愛情がひしひしと伝わる。怒ることで成長を促す方針に、対極に見える表裏一体の褒め方が秀逸。南海監督時代の3悪人も再度の登場で嬉しく感じる。人は褒められすぎると調子に乗り、怒られると反発する。この二律背反の教えを実践し、野村氏から見ると孫に当たる、教え子の教え子が楽しみになる。
2013/09/04
C-biscuit
図書館で借りる。監督というか野球人として有名であり、ボヤキがトレードマークとなっているが、非常に頭の良い人である。経験的なものの紹介となっているが、若い頃に読書に目覚めており、「活眼活学」という本が起点となっているようである。この本にも随所に古典が出てきており、著者の経験に深みを与えている。プロ野球にそこまで興味もないのであるが、有名選手が多く出てくるので、わかりやすい。野球好きなら尚更入ってくる本ではないかと感じる。言葉がいかに大事かと考えさせてくれる。人を動かすという根っ子の愛情を忘れてはならない。
2019/08/18
hinako
整理していて見つけたので再読。面白かった。以前読んだときは部下がいなかったけど、今はいるので、読み返してみて「うむ。あの時の対応は良かったかも」、「ううむ、そこまで考えてなかったかも・・・」というような気付きもあった。ノムさん、いつまでも元気でいてね。
2019/06/22
Kaz
毎回よく似た内容を聞かされていると、だんだんその気になってくる。「ボヤキ語録」というタイトルだったが、これまでの野村本の焼き直しがほとんど。大久保のことを褒めていたのが今までになかったところかな。
2015/09/24
Humbaba
一度どん底をみた事のある人間は,失うものがない.だからこそ,新しい挑戦をすることができる.例え総合力で負けているとしても,自分の得意なこと一点に絞って戦えば,強者を倒すことも可能である.
2011/05/31
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