宇宙十兵衛完全版 (Kadokawa Comics A)
宇宙十兵衛完全版 (Kadokawa Comics A) / 感想・レビュー
阿房門 王仁太郎(アボカド ワニタロウ)
若描きだけあって余り彫琢されておらず短い物語の中に雑多な関係性や伏線や設定が纏まらず拾われず散りばめられた勢い重視の漫画。『ケロロ軍曹』の洗練具合を知る今の読者には聊かキツい嫌いがあると思う。が、主人公の十兵衛は幸運によって有利に話を進めると言った設定や天然ボケに潰されない位義理堅く優しいいいキャラをしていたと思う。オチもギャグとして一捻りあり、時間的空間的「異邦人」の葛藤と融和を描く吉崎観音の原点のひとつとして読んでみるのもいいだろう。単巻サイズでは真骨頂が出ない、もう少し長ければより面白くなったのでは
2021/06/17
テクタイト
ギロロ・・・
つぐき
タッチがケロロとは違うので驚きましたが、こううストーリー嫌いじゃない(笑)これ読んだら、藤崎さんや江口さんが読みたくなりました。
2011/10/12
いぬかいつまき
宇宙流究極真剣の伝承者となった十兵衛は、兄・百兵衛の恨みを買い、かつて星を斬ったという鈍刀一本で超格闘惑星クルスに放逐される。だが十兵衛は彼の星の救世主たる運命にあった。 ・・・だけどその実態は、十兵衛はほぼ何もせず強運だけで最後まで突っ走るという、作者吉崎観音の斜め世界観を存分に発揮したヒロイックストーリー。 古い作品だけあって女の子の絵柄も年代相応。でも作中登場した某ハンバーガーショップの「ケロロ」のおまけ付きセットが、数年後に現実となるあたり感慨深いなあ。
2011/09/30
Yuki Sasaki
再読
2008/07/12
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