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気分はもう戦争 (2.1) (角川コミックス・エース・エクストラ)

気分はもう戦争 (2.1) (角川コミックス・エース・エクストラ)

気分はもう戦争 (2.1) (角川コミックス・エース・エクストラ)

作家
矢作俊彦
藤原カムイ
出版社
KADOKAWA
発売日
2002-05-01
ISBN
9784047134942
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気分はもう戦争 (2.1) (角川コミックス・エース・エクストラ) / 感想・レビュー

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keroppi

経堂の三省堂には古本コーナーがあり、そこで見つけた本。「気分はもう戦争」と言えば大友克洋のものが有名で藤原カムイ版があるのは知らなかった。しかも登場人物は大友克洋作を引き継いでいるし、絵のタッチもかなり意識しているようにも見える。ただ、この二作の発行は20年以上開いており、現実の世界情勢もかなり変わっている。その後、大友克洋は2019年に単発で「気分はもう戦争(だったかもしれない)」を描いている。いずれも未完。すでに世界は戦争が各地で起こっているし、気分で戦争を語れなくなってしまったのかもしれない。

2024/09/09

ishii.mg

たぶん再読。原作者矢作のせいなのか?なんと中途半端な終わり方。矢作先生のハードボイルドさが強すぎ、省略の美というか、もちょっと説明しておくれ。それでもさもありなんと読ませるところは絵がうまいからか。

2024/05/20

jdrtn640

比治山のまんが図書館にて。

2016/07/03

oz

再読。矢作さんの作品特有のアイロニカルな知的さがとにかくカッコいい。だが描かれている主題はどうか。右翼も左翼もスタイルとしてすら機能しておらず、「こっちは好き好んで戦争しているんだ、人から言われて戦争なんて出来るかよ!」とハチマキが吐き捨てた時のアメリカ、高圧的で脅威で反発の対象だったアメリカはこの続編が描かれた時には既に無かったのではないか。だとしたら途中で投げ出されたこの作品は永遠に完結しないし、する必要もなく、鈴木さんは在りし日の戦争には永遠に辿り着けない。あと藤原カムイさんは昔の作風のが好きです。

2009/11/12

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