探偵儀式 (2) (角川コミックス・エース 109-2)
探偵儀式 (2) (角川コミックス・エース 109-2) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
探偵儀式の97人殺人事件に続いて、百密室の殺人事件が。資本主義に毒された世界観が説得力を持ち、身内の事件を捜査できないという枷が生き残ったJDC の探偵たちを縛る。笹山さんの立ち位置が微妙なのも良い。そうでなくっちゃ公正な捜査はできません。生き霊みたいな推理作家や謎めいた編集者などイニシャル変名登場人物たちが怪しさを醸しだす。
2016/11/04
johnta_rou
本棚整理。仲間が殺されるも捜査権のないJDCの代わりに捜査に動く笹山刑事は、現場にいたBDCを訪ね天晴以外はまともwピアノ線を張った高速艇2台の犯行を推理した天晴に、笹山は大ハズレと断言。BDCが閃かないことが発覚し、事件は謎のまま。龍宮&音夢のサイン会でU山が『百密室』の謎解きと犯人探しを依頼し、JDCの百の密室で音夢が容疑者に!龍宮は音夢を庇う推理をするも当人は自供を口にする。N月R太郎は本来あるべき姿に?笹山さんってば、マナベ巡査好きだよね…。
2018/05/05
十六夜(いざよい)
JDCの探偵99人が、99個の密室で死体で発見された。100番目の密室に居た九十九音夢に嫌疑がかかるが…。大塚英志さんが関連している作品には、皆笹山さんが刑事として出てくるのだろうか。そして麻耶雄嵩氏の次に出てきたのは”N月R太郎”…法月綸太郎ですよね?やっぱり。
2016/01/01
daisuke こうさつ王 nakayama
テレビ生中継で全国民が見守る中、百の密室で探偵九十九人が殺害される事件が起こる。探偵神と呼ばれたる九十九十九までもが命を落とす未曾有の惨事。その容疑者は、推理作家から政治家に上り詰めた男、“ミステリ大臣”の笠井潔であった。かかる大惨事の中ついに伝説の編集者、宇山日出臣が立ち上がり、法月綸太郎は“本来あるべき姿”に覚醒する…犯罪規模のインフレと、どこからツッこんでいいのかわからない世界設定で、ますます流水大説っぽくなってきた。ミステリが好きなら読んでみてほしい。そして「ミステリ大臣」就任を目指そう。
2024/03/15
ピク
えっと、この話回収できるの・・・?w 97人殺しに続く98人殺し.精鋭の探偵たちや反則的な神の力で真実を見抜く子供たちさえ欺く連続探偵殺人に、幽体のミステリー作家まで絡んで来て・・・.
2012/11/30
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