機動戦士ガンダムUC (8) 宇宙と惑星と (角川コミックス・エース 189-9)
機動戦士ガンダムUC (8) 宇宙と惑星と (角川コミックス・エース 189-9) / 感想・レビュー
えみー!
いろいろな関係が濃厚になる。誰も嫌いじゃない。 どの人物の主張も全否定はできない。だから、分かり合うということは難しいのだろう。ユニコーンに搭載されたサイコフレームは、フィールド内にいる全ての人の感応波、意志を取り込み力にする、要は「元気玉」だよね。ジンネマンの反応に、フロンタルの不気味さが描かれる。面白い。
2014/02/23
餅屋
シリーズ8冊目▲「ラプラスの箱」の謎を解く次なる座標〈L1ジャンクション〉にネオジオンと連邦が結集したとき▼マーセナス議長との絡みで、連邦政府のあり方を引き出すカイ・シデンの使い方が上手い。モナハン・バハロ国防大臣が登場、父ダルシアは一年戦争の終戦協定を結んだ首相でしたね「袖付き」だけでなくジオン共和国「風の会」なるものも掌握して黒幕の一人か?「ジンネマンの葛藤」から「成長していく若者たち」、「フロンタルの構想」から「ミネバの演説」と盛り上がる。アニメも良く纏めたと思うが、緻密な原作は格別だ(2009年)
2023/04/03
ryuetto
「変わろうとしない者に変われと要求するより、無視してしまえばいい」という、フル・フロンタルの言い分の方が、もっともなんじゃないのか? と思ってしまったので、それを否定するミネバの言い分について行けなかった。そもそも、ジンネマンの裏切りを止めることが出来なかったミネバの責任は重大だし、それどころか、それに協力して、袖付きの連中をネェル・アーガマに入り込ませたのは彼女だ。助けてもらったのに、恩知らずにもほどがある。飼い犬に手をかまれたというか、お人好しが馬鹿を見たというか。この展開はあんまりだと思ったよ。
2013/05/05
ぎゃぐれー
再読。戦争に敗れて平和国家としての道を押しつけられ、あらゆる事柄に制限が付けられた祖国に危機感を持つ青年達が極右勢力として存在するジオン共和国。結構魅力的な国なんだけど、彼らをメインにしたストーリー、やってくれませんかね?
2015/04/07
maito/まいと
分かり合えるのか、というテーマで訪れた、バナージとミネバへの試練。結局1人じゃ、世界はおろか自分すら変えられないことがはっきり見えてきましたね。さすがに2人が善意を当てにしすぎてる感があるけど、現実に過去に軸を置いて生きている人たちを狭義と言い切れない現実。「それでも、と言い続けろ」これしかないのでしょうね・・・
2010/05/01
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