笑う吸血鬼 1 (ビームコミックス)
笑う吸血鬼 1 (ビームコミックス) / 感想・レビュー
青蓮
大判サイズを以前持ってましたが手放してしまったのでハンディサイズの新装版が今回出たので買いました。大判サイズの方が迫力があって好きかも。カバー絵も以前の方が好みだったりして。それはさておき、「笑う吸血鬼」やっぱり良いですね。吸血鬼の老女に出会った少年・耿之介は彼女の血を受けて不死の身となり、血を求めて夜を彷徨うーー描かれる血、性、残虐、暴力のなんと絢爛なことだろう。まるで美しい暗黒の万華鏡を覗いているみたい。「月は衛星ではない/あれは空にあいた穴だ/向こうの世界の光が穴からもれているから光って見えるのだ」
2016/09/27
Susumu Kobayashi
『古本屋台2』で「日本漫画界の魔神・丸尾末広、その魅力が横溢する傑作長編。現代日本を生きる美しき少年少女吸血鬼の物語」という言葉に誘われて買う。怖いもの見たさで読んでしまった。関東大震災を生き延びた吸血鬼駱駝女に見込まれた毛利耿之助はその血を飲んで吸血鬼となる。
2024/03/10
碧海いお
去年、見た舞台から。 原作はこんな感じだったんですね。 思っていた以上のエログロさ。もっとも、舞台だと裸になるだとかアウトすぎるのでストーリーの構成を重視したんでしょうね。
2021/05/05
Kavi
うむ?なんかこれまでの路線と変わってきたような。文学的な要素が薄いような。新作なにの、あんまりハマらなかった。残念。
2016/11/03
はらじゃがりこ
アクションあり、サスペンスあり、ジュブナイルっぽさありと、丸尾作品の中では一番エンタメしていると思います。 絵もキレッキレセンスで、最高にスタイリッシュ。 エログロ満載で当然人は選びますが、代表作と呼ぶに相応しい傑作。
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