ココロコネクト カコランダム (ファミ通文庫)
ココロコネクト カコランダム (ファミ通文庫) / 感想・レビュー
ぺぱごじら
『ココロコ(笑)』三巻目。基本「男の子には気付きを、女の子には開放を」与える「ランダムイベント」。この年代の男女の「心の成長度合い」が、しっかり出てるなぁと思います。3人の女子の中で一番幼かった印象が強い桐山が大きく踏み出した事、また「他者依存」をする事で開放のきっかけを得た稲葉と、「自立」する意思を持ち始めることで開放に向かうかもしれない永瀬の対比が、今後の話を面白くするのかな。ただ気になるのは「太一はいい奴でスゴい奴だけど、こいつには本当に何の傷も無いのかな」ということ。不自然なんだよねぇ、なんかさ。
2010/12/09
くろり - しろくろりちよ
ココロコネクト三冊目。『時間退行』。※ネタバレ注意※今回は流石、父親が何度も変わってる伊織がメイン。でも稲葉んの魅力も捨てがたい!過去のヒネてる稲葉んも自分自身が受け入れてて成長してるなぁ…。それに比べ伊織は。過去に何があったかでも、今の自分は自分なのに何を!「永瀬伊織は本当に八重樫太一にことが好きなんだろうか」ちょっとそれは!自分が解んないのはつらいけれど、アリ!?稲葉ん派としてはちょっと…。「『恋』は感じるものだ」青木…いいヤツ…。太一、もう稲葉んにしよう。
2012/02/15
Yobata
ココロコネクト3作目。2作目かと思って2作目のキズランダム飛ばして読んじゃったよw今回は「時間退行」がなんと二番目だという別のふうせんかずらの手によって起こされる。幼児化することによって人に見せたくない所や見たくない所が見えてしまう。また過去の気持ちを思い出すことによって青木と唯の関係が揺らいでしまう。さらには過去に大きなトラウマを持つ永瀬にまで影響が。青木と唯の恋模様はまぁ普通な感じだったけど永瀬の件はココロコネクトっぽい話になってた。最後の「恨んでたら進めない」ってセリフはかなり重いと思う。母親強しw
2013/01/31
ヒロユキ
青木は凄い奴だな、めっちゃかっこよかった。今作は終盤がごちゃごちゃしてて、現象の終わりかたも消化不良でちょっとモヤモヤ。それは次作以降への繋ぎ的なものだろうし仕方ないのかな。最後の一文は「えー!?」ってなった、すごい「えー!?」ってなった。
2012/09/01
星野流人
今回も納得のクオリティ。キズランダムは個人的にはあまり好きではなかったが、今回はなかなか良かった。奇怪な事象を元に人と人との関係性にヒビを入れ、しかしそれを修復し更に強固な絆を作る。毎回変わらないパターンながら、飽きはこないし、盛り上がる。 最後にちょっとだけ描かれた、桐山と三橋のエピソードが好き。 そして今回はラストにはちょっと気になる記述が……果たして次回はどうなる? 今回は藤島さんの出番が少なめで残念。 てか、永瀬の母親、男前! ベストイラストは、231頁の桐山と青木。
2010/10/02
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