テルマエ戦記
ジャンル
テルマエ戦記 / 感想・レビュー
つくよみ
★ 「テルマエ・ロマエ」著者ヤマザキマリの、テルマエが世に出て、映画化される辺りまでのブログをまとめた本。独創的風呂漫画誕生の、背景をうかがい知ることが出来る。イタリア人の夫を持ち、リスボンからシカゴに移住するなどの国際派。執筆の合間に日本は勿論、世界各国を訪問しているなど、バイタリティ溢れる著者の活動が垣間見えた一冊だった。文章主体。只のブログのまとめなので、著者自身に思い入れがないと厳しいと思う。巻末収録の玉入れ漫画「VICTORIA」のバカバカしさ(褒め言葉)に、テルマエの原点が見えたような?
2013/07/12
トムトム
テルマエロマエが謎の大ヒットを飛ばしていくのを記録したブログの抜粋。本当に人生、何が起こるか予測不能だと思います。他人の日記を読んで追体験しているような、結末がハッピーエンドだと分かっているのに一緒に困惑してしまうような、そんな本です。
2020/09/17
ネギっ子gen
<古代ローマ人が風呂を通じて現代日本にタイムトリップ。こんなワケのわからない漫画を面白いと思ってくれる人は、きっと私と同類の変人しかいないに違いない。そう頑なに信じて>いたのに、『テルマエ・ロマエ』突然の大ヒット! 映画化等の波に“溺れて”翻弄される日々――。ブログに綴った “戦い” の記録に書き下ろしの文章を加え書籍化。元祖『テルマエ』のローマ漫画『VICTORIA』も収録。【お友達漫画家】三宅乱丈。<この人の笑いのセンスは本当に異常/半端じゃない>と。仏教専門学校が舞台の『ぶっせん』、確かに面白い。⇒
2021/03/14
Nobuko Hashimoto
『テルマエ・ロマエ』作者ヤマザキマリさんのブログをまとめたもの。リズミカルな文章を書かれるのだなぁと思った。ヤマザキさんの日常を知りたいファン向け…かな。
2014/10/04
ホークス
テルマエロマエ作者のヤマザキマリさんのブログを元にした本。連載開始から映画化に至る波乱万丈の推移をヤマザキさんと一緒に追体験した感じで、とても面白かった。予測を超えて展開する現実に対し、粘り強く対処し、大変な経験を楽しもうとする著者がカッコ良い。コミックエッセイでも感じたけど、こう言う人を「賢い人」と言うのではないか。
2015/02/22
感想・レビューをもっと見る