大帝の剣4 <幻魔落涙編>
大帝の剣4 <幻魔落涙編> / 感想・レビュー
海猫
この巻からいよいよ本格的にSFティストに突入。壮大な構想は語られるがそれが壮大な物語として結実するかという問題が。そこらあたりは次の最終巻で判断したい。
2012/07/11
ぐうぐう
天草四郎、宮本武蔵、柳生十兵衛等々、『大帝の剣』に登場する人物を眺めて、山田風太郎のある作品を連想する読者は少なくないはずだ。むろん、夢枕獏はこっそりパクっているわけではない。そもそも、夢枕獏の多くの作品は、山風の影響下にあるし、そのことを夢枕獏は誇りにすら思っているはずだ。そもそもと言うなら、この手のジャンルの書き手で、山風の影響下にない作家など、一人もいないはずなのだ。それほどに、山田風太郎という作家が築いてきた作品群は、飛び抜けて斬新で、つまりはひとつの発明だったのだ。(つづく)
2017/05/23
miroku
28年かけて完結・・・。夢枕獏のファンである条件は忍耐強いこと・・・かな。さて5巻を読もう♪
2013/10/25
Tanaka9999
地球外の生物の争いが主になってしまっている。地球の登場人物は把握できても、地球外の登場人物は把握できていない。しかしまぁ、ダイナミックといえばダイナミックなんでしょうか。
2018/06/18
シナモン
とんでもない人物と出会う源九郎、ついに武蔵と激突する牡丹、剣豪ここにありといった武蔵、ついに武蔵と対決か?小次郎、飄々とする十兵衛、暗躍する忍たち、跳梁跋扈する異星人たち。次巻で完結ということで、ラストに向かって収束しようとする物語の流れが感じられます。この物語がまさか完結するなんて…次巻が楽しみです。
2012/06/02
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