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大帝の剣5 <聖魔地獄編>

大帝の剣5 <聖魔地獄編>

大帝の剣5 <聖魔地獄編>

作家
夢枕獏
出版社
エンターブレイン
発売日
2012-05-31
ISBN
9784047280908
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大帝の剣5 <聖魔地獄編> / 感想・レビュー

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ぐうぐう

あとがきで夢枕獏が述べているように、本来なら『大帝の剣』は、日本を離れ、シルクロードを辿り、タクラマカン砂漠がゴールとなる物語のはずであった。しかし、予定通りに描くと想像を絶する歳月が必要となることがわかり、シルクロード編を丸々カットすることとなった。ゆえにこの最終巻は、贔屓目に見ても、どうにも慌ただしい。終わらせるための理屈が物語に咀嚼されることなく、理屈のまま語られている。背景となるはずのSF的設定が前面に出てしまい、とても歪な小説になってしまっている。(つづく)

2017/05/24

miroku

(T_T) 完結! ああ・・・か・ん・け・つ! 感無量。

2013/10/26

Kira

図書館本。完結巻。とにかく、終わってよかった。作者が書きたかったというシルクロード編を読みたかったな。あまり展開を広げすぎずに三巻までをもう少し簡潔にしていたら、書けたのではないかな。九十九乱蔵に似ている万源九郎に出会えたから本作を読んでよかったと思うが、結論は、乱蔵に勝るものはない、だった。『闇狩り師』を再読して口直しをしよう。

2023/01/07

海猫

作品が書かれた歳月や本来の構想などを考えるとどうしてもコンパクトにまとまってしまった印象が否めなく物足りなさがある。にしてもやはり全五冊通して読むと面白い物語であり著者が作品に今できる全精力を注いだ上での完結であろう。特に最終巻はかなりの見せ場もありそれなりの終着点も迎えた。これで読者としても一つの荷を下ろした気持ちだ。

2012/07/14

Tanaka9999

最後までバトルロイヤルの話。とはいえ地球外の人の理屈が勝ってしまって、どうにもわかりにくくなってしまったように感じた。しかしその部分を除いて読めば、まず一貫していて面白かった。

2018/06/19

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