ブルーベリー [黄金の銃弾と亡霊]
ブルーベリー [黄金の銃弾と亡霊] / 感想・レビュー
イシザル
カット割の技術は日本の漫画が上だが、ポップアートの様なコマ。ポストモダン小説の様に読む台詞。自然や町と服装の色彩と、格好いいガンベルトが似合う総合的な色彩設計。過酷な砂漠。ニヒルな行動。リアルでファンタジーでエモーショナルな西部劇。
2019/07/17
龍國竣/リュウゴク
著者の出世作。前期に描かれた前半は、コマ割りに不安定な所があるが、画としては既に完成されている。金塊を巡る西部劇。それに対して、後半からは整っており、より洗練されている印象を受ける。女性が登場することで柔らかさも出る。硬質な男のロマン。
2012/11/05
tree
もちろん全ページ緻密に描き込まれたアートは最大の魅力ではある。 しかし内容も十分面白い。 黒幕ラックナーの悪運の強さとしぶとさに目が離せない「黄金の銃弾と亡霊」、 愛の逃避行かとおもいきや…意外なオチの「アリゾナラブ」 ホドロフスキー原作のカルト色が強い作品にはない、作家ジャンジローの魅力が伝わってくる一冊。 ぜひ他の作品も翻訳して欲しいところ。
2016/11/30
jdrtn640
比治山のまんが図書館にて。フィジカルというか視覚的には厳しいが、メビウスにしては、筋がわかりやすいので読みやすかった。
2015/05/24
kasukade
めちゃくちゃ読むのが大変だった。だってコマ多いわ。無駄なコマもホントは多い。だけどあまりの画力に全て無駄にならないから困りもの。絵を読んでいくだけでも十分価値はあるが絵を楽しめない人にはオススメできない作品。値段も高い。でもこれがメビウスの画力!と堪能するにはうってつけ。物語もなかなか面白かった。けどくどいので読むとしんどい。
2015/05/04
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