春山町サーバンツ 1 (ビームコミックス)
春山町サーバンツ 1 (ビームコミックス) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
渋谷区春山町出張所で働き始めた巻村鶴子ちゃんの日常。デボネアドライブのようなエッジはないが、和みます。カメラマンの狸原さんとか・・・狸やん。いきなりタウン誌の編集長に就任した鶴子ちゃんだが、先代編集長の杉さんの頑固ジジイっぷりが面倒臭い。だが次第に杉さんの可愛らしさも見えてくるのはさすが。タンポポの綿毛アーティスト、面倒見が良い印刷屋、イタリア人寿司職人、打ち切り漫画家、そして元ベストセラー作家のお父さんなど、クセが強いが憎めない面々が徐々に登場。鶴子を支えてくれるみたい。
2021/01/03
ぐうぐう
とても不思議な感触の、朝倉世界一『春山町サーバンツ』。渋谷区役所春山町出張所に勤めることとなった地元の女の子・鶴子。その鶴子の初出勤の様子を、5話分掛けてたっぷりと描く。一見、脇道寄り道に見える鶴子のお仕事だけども、そんな町の人達との触れ合いが、春山町そのものを形作っていく。そのひとつひとつの出会いが、鶴子の、春山町の明日へと繋がっていくのだ。
2012/12/01
ビスケ
朝倉世界一の漫画、初読み。ラフな線なのに、風景が目の前にハッキリと浮かぶようだった。登場人物たちの着ている服も可愛いなあ。デボネアも揃えてしまいそうだ。
2012/08/06
よしゆき
朝倉世界一さんのストーリーものは初めて。あのゆるい絵柄で下らない小ネタもほんわかする話も泣ける話もバランスよく描かれている。文句なし。副所長の名前のくだりを読んでいるときに東武線の新田駅と蒲生駅の間にいたので思わずニヤニヤ(笑) 風○たけ○城ネタもリアルタイム世代には笑いを堪えるのが大変でした。そんな朝倉さんに敢闘賞10万円!
2012/06/25
sakwai
最近の朝倉世界一にハズレなし!何度でも飽きずに読めるのはストーリーではなく、どこまでも性善説的でラブリーな世界観に魅力の本質があるせいか。他人に勧めず一人でいつまでも読みふけっていたいくらい好き。
2012/08/08
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