お話はよく伺っております
お話はよく伺っております / 感想・レビュー
ぶんこ
初能町さん。 電車やカフェで漏れ聞こえてくる話を拾っています。 耳がいいんでしょう。 こんなにもたくさんの面白話に遭遇するなんて、どれだけ町を徘徊しているのでしょうか? 歌舞伎町朝4時のカフェって、何してたのか? 怖くないのか? いろいろ妄想しちゃいました。
2015/08/07
ゆか
お気に入りさんの感想を見て。私のお友達でも必ず、面白い話に遭遇する人がいます。アンテナを張っているのかな。そういう人のもとに面白い話は、集まってくるのでしょう。好きだったってお話は、貼り紙からの声。上を見てください 藤が咲いています。 素敵ですね〜街の人々に何かを命令するのではなく、街の人々に優しく語りかける貼り紙。いいなぁと心があったかくなりました
2016/02/13
はまだ
⭐️4 最近あれですよね。平野啓一郎「マチネの終わり」疲れ、ということですよね。さらっとしたやつを読みたい。あと、うまいもん食いたい。温泉行きたい。この本、10ページに1回ほどおもしろい。いやすごいことなんですけどね。他人同士の会話をそばで聞き取って観察する話でした。この人いいよねやはり。なお、プリン食べたい。あと、痩せたい。
2017/05/07
アコ
タイトルが表してるのは、ようは『盗み聞き』のこと。ご本人いわく「有意義な内容、ひとつもない」というどこにでもあるどうでもよい会話たちが能町さんの鋭い洞察力とコミカルな文体によって読ませるおもしろいものに変わる。これがプロの物書きなんだろうね、と。文末に添えられているイラストと今回の学習・教訓もいい味を出している。全体的に脱力系なのと文字が大きめ、ひとつのテーマがP3-4なので、ゆるーりのんびーりしたい通勤電車にも最適。装丁もキュートで◎
2015/07/05
たま
電車で、喫茶店で、道中で…あらゆる日常の中で繰り広げられる老若男女の会話の盗み聞きで成り立っているエッセイ。他人からしたら下らなくってどうでもよい話もきっと本人には大事な話なんだろうなぁということを改めて思い、楽しく読みました。能町さんの観察眼の鋭さも素晴らしいです。
2013/01/24
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