吉祥寺キャットウォーク 1 (ビームコミックス)
吉祥寺キャットウォーク 1 (ビームコミックス) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
久々のいしかわじゅん作品は、武蔵野を舞台とした群像劇。主人公は、学校ではちょっとハグレ者な女子高生・本庄小夏だが、小夏が気になる男・カオルは出所したばかりのヤクザ者。小さな組で若頭待遇のカオルだが、久々のシャバに慣れず時間をもて余してしまう。“仕事”は出来るカオルと奇妙な縁で繋がっていく小夏。キャットウォークという店に来る面々も、作家と教授のゲイカップル、恋に破れた落語家、天性の嘘つきなど、何処かで見たことのあるような人たちばかり。『人生は時々退屈だけれど 娯楽には溢れているかな』
2024/08/03
烟々羅
表現が硬派なので、リズムつかんで読めるようになるまでまる一日手許に置いとく必要があった。内容はべつに硬派じゃない(と思う)んだけどね。後半からさらさら読めるようにはなった。 だが、さらにしばらく手許において、しばらく読み返さないと感想を書ける気がしないな~。 名作か駄作か、どっちかなのは間違いない。平均点の近くじゃない。どっちかは今のとこまだわからんよ。展開は出揃ってるのだが、私のコンディションが向いてない。
2012/09/10
ぐうぐう
小太りのインテリゲイカップルに、バウスシアターを愛する映画好きのヤクザなど、いかにも吉祥寺という街を印象付けるキャラクターを配置している『吉祥寺キャットウォーク』。しかし、そのひとつひとつが、意外と鼻につかないのは、まさしくいしかわじゅんのうまさなのだろう。吉祥寺の空気感を描きながらも、漫画の素材として突き放している客観性に、プロの仕事を感じさせる。
2013/03/03
のの
読んでいくうちにどんどん引き込まれて、気づくとハマってしまうマンガ。 カオルちゃん、仕事できる男(ヤクザ)だね。
2014/04/04
よしゆき
いしかわさんの描く女性は色っぽい。個性のある登場人物がでるので、読んでいて楽しかった。吉祥寺良いところだよね。
2012/07/26
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