無惨絵 新英名二十八衆句 (ビームコミックス)
無惨絵 新英名二十八衆句 (ビームコミックス) / 感想・レビュー
HANA
署名本入手。血の池地獄の泥土の中から、かくも見事な華が咲く。とにかく血と内蔵の饗宴なので耐性の無い方はお断りな内容。ただその衝撃を通り抜けると、花輪和一の古典と丸尾末広の大正・昭和がいい感じに絡み合い、様々な名場面を彩っております。場面も都井睦雄や一柳展也といった実際の事件から乱歩、久作の空想世界まで幅広く取り扱っており、どの頁を開いても存分に堪能できました。ちなみに一番気に入ったのは夢野久作かな。満足いく一冊だったけど、旧版にあった浮世絵が省かれているのは少々残念だった。
2012/08/08
ayaka
前からずっと欲しかった一冊。やっと買えました。だって花輪和一と丸尾末広ですよ?!ちびまる子ちゃんのキャラクタの名前の元ネタにもなったお二人ですよ!?この豪華コラボを見ずして何としよう。それはもはや私ではないッッ!大満足です。ただ知らない名前もあったので自分の未熟さを痛感しました。まだまだやなぁ。
2014/05/11
フグリ・ウサギノ
いやー、笑った笑った。ドぎつさと秀逸さはやっぱり一番最初の赤ずきんかな。マークボラン(誰だか知らない)の問答の末の「死ネッ!」も面白かった。油地獄の幼女の「ちねっ」も(笑) 新旧二次惨事入り乱れ、絵も文章も鮮やかな切り口でした。 飾りたいけど諸事情で飾れない悲しさ……
2013/01/20
おてもと
まあ、本じゃないですけどね。
2012/12/10
龍國竣/リュウゴク
丸尾末広、花輪和一の両名による「無惨絵」。
2013/03/29
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