相羽奈美の犬(全) (ビームコミックス)
相羽奈美の犬(全) (ビームコミックス) / 感想・レビュー
小鈴
ママゴトと一緒に売られていたので、そのマーケティングにのって購入。父親に愛されない孤独な美少女のストーカーが、ストーキング中に彼女を守るため交通事故にあい、犬になってしまい彼女の飼い犬になって守るという、ストーカー冥利に尽きるストーリー(笑)。シュールな展開に笑ってしまいます。ノー天気なイケメン同級生の王子が好きだ。
2013/01/04
てんてん(^^)/
これは掘り出し物だった(≧▽≦) 親にも見捨てられ生きる気力も意欲もないニートの主人公が、ストーキング行為をしていた(最低な奴(爆))女子高生の目の前で車にはねられる。その死の瞬間、彼は神に祈る。「神様僕を犬にしてください」と。そしてその願いは叶えられ、彼はまんまと奈美さんの飼い犬になったのだった。 奈美さんの可憐さと、その周りに群がるあまりにもねじくれた残念な人たちの対比。それらからとりあえず必死に奈美さんを守ろうとする主人公の犬らしさというか、下僕っぷりがとても笑える。 (コメントに続く)
2013/05/27
向う岸
引きこもりのニートが犬に生まれ変わり、ストーキングをしていた美人の令嬢に飼われることになる。飼い主の相羽奈美は不幸な人々を呼び寄せてしまう体質で、連中から奈美を守るのがオンと名付けられた犬。噛んだ相手を犬にしてしまう能力を持つ。愛されないからねじくれて魔物になっていく。漫画ならではの表現が出来る作家だ。
2014/08/03
林檎依存症
美少女・相羽奈美に焦がれ、陰ながら彼女を見つめる"僕"。生きる意味が無いと言う彼は死の間際、「犬になりたい」と天に願う。すると望みは叶えられ、彼女に飼ってもらえることになるが――。「あなたの犬になりたい」を言葉通り実現してしまったお話。オンが可愛い^^でも内容は人間の黒い部分を描いたものだった。人間より犬になった方が良い、かぁ…。奈美や雷造、犬たち以外のキャラが怖い><執事姿の主人公は格好良すぎだけど(笑)愛してもらおうだなんて思わず、身の程を弁えているという彼が切なくて…。終わってしまうのが惜しかった。
2013/01/08
MOTO
犬は好きな人の傍にいられさえすれば、それだけで幸せ。全身全霊でその人を守り、絶対離れない。ペットとしての需要が増えるのも納得。人はどうしてそんな感情になれないんだろう?嫌われて傷つく事は恐ろしい。胸に秘め(その人が幸せであればそれでいい)と感情を殺せる術も知っている。 犬になったストーカー男と美少女を通して様々な『業』を垣間見、考えさせられた。
2022/06/20
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