ココロコネクト アスランダム下 (ファミ通文庫)
ココロコネクト アスランダム下 (ファミ通文庫) / 感想・レビュー
ひめありす@灯れ松明の火
ヒトはランダム。誰かは誰かの代わりにはなれない。キズはランダム。乗り越えたい物は手に入れたい物は違う。カコはランダム。だってそれぞれ育ってきた場所が違うから。ミチはランダム。あなたが私について知っている事と、私が私についてまだ知らない事は違う。ニセはランダム。厳密に言うと違うんだけれど、偽物は本物にもなれるから。ユメはランダム。どうなりたいかなんて、酷く曖昧で。アスはランダム。まだ何一つ決まってない、僕らの明日。この酷くランダムな世界。だけど今日をこの場所を一緒に僕らは生きていく。ココロコネクト。心繋げて
2013/07/30
星野流人
青臭い青春を実に爽快に描ききったココロコネクトシリーズ、ついに本編完結。同級生たちを守るため、自分たちの記憶を守るため、文研部の7人は〈ふうせんかずら〉と共闘し、最後の戦いに挑む。 文研部のメンバーが、自分たちの築き上げてきた一人一人の友達との絆で、だんだんと状況を変えていく流れは最高に感動した。くっそぉ、なんであいつら、あんなに最高な奴等ばかりなんだ! ちょっと泣いちゃったじゃないか!
2013/04/05
Yobata
自分で進む道を決意した文研部達はついに『孤立空間』に突入する。そこは「現象」が当たり前の様に行われ、誰もそれを不思議に感じない空間だった。まず始めに永瀬,そして他の文研部と合流した太一達は皆を助けるために動き出す。しかし「現象」によって疑心暗鬼になっている生徒達はなかなか心を開いてくれず、さらに人間が消失する現況まで起こる。再び太一達の前に現れたふうせんかずらによるとそれこそが太一達が最も恐れていた『強制終了』だった。それをさせず『孤立空間』から脱出するには、みんなをひとつにすることだと知った文研部は→
2013/03/30
さばかん
ちょっと長かったが、良い最終巻だった。 よく諦めなかった。 よく踏ん張った。 奇跡は自ら起こすものだ。 良かった。 みんな最高や! 作者様、お疲れ様でした。
2013/04/12
shin
ふうせんかずらと共闘し、孤立空間に連れてかれた生徒達の脱出と自分達の記憶を守るため文研部が乗り込む最終戦。積み重ねた絆が崩れる絶望的な戦いに目を背けたくなるが、みんなを救おうと空回る彼らが信じてもらいたい相手に気付いた辺りから状況が変わってく感覚と、確かな人のつながりに心を揺さぶられ、目頭が熱くなった。現実には現象は起こらないけど、文研部の体験や時に恥ずかしくなるような行動や考え方を通じ、一歩一歩進んでつながった先にある色々な可能性を感じられ、現実で踏み出す勇気を後押ししてくれる青臭くも素敵なお話でした。
2013/04/22
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