夢美と銀の薔薇騎士団 序章 総帥レオンハルト (ビーズログ文庫)
夢美と銀の薔薇騎士団 序章 総帥レオンハルト (ビーズログ文庫) / 感想・レビュー
ヒロ@いつも心に太陽を!
リライト版「月光のピアス」で違和感を感じた新しいレオンは、こんな幼少時代と厳しい総帥選抜試験を潜り抜けてきてあの「レオン」になったのかと、とりあえず納得。これは2冊とも読まないとダメだね。2冊読むことで新しい銀薔薇シリーズとしてスタートできる感じ。どうしてもコバルト時代の旧作と比べてしまうとこがあったけど、この序章を読んで、ここまでしっかりと背景が作り上げられているのなら、新しいレオンと夢美たちの物語を受け入れて楽しもうって気になれた。何はともあれ今度こそ完結まで私たちを導いてくれることに期待!
2013/05/12
カモメ
銀のバラ騎士団はなんでもありご都合主義ファンタジー。コバルト版から鈴影は総帥に向いてない男だった。母親と惚れたユメミだけ大事にして仲間や友達は大事にしない。たまに優しい言葉をかけてやるだけであんなに尽くす仲間はいないよ。言い訳して総帥の誓いも守らないし、ヒロシと冷泉寺には悲惨すぎる役回りを与える。同じ作者の主人公カズマは惚れた女以外にも優しく男の友情も大事にする信頼できる男なのにこの差はなに?ユメミはたまに良い事は言うけど常に男にフラフラして家庭の苦労も消え失せ共感できない主人公だった。
2020/11/13
久我
読み始めた頃は自分も逆ハーレムの主人公モテモテっぷりを楽しんでいたかもしれませんが、失恋確定の当て馬キャラたちがいつまでたっても成長しない。夢美や鈴影に冷たく利用されてもすがりつき尽くし続ける様子は宗教のようです。それをなんとも思わず命令したり守ってもらい感謝しない主人公カップルにうんざりするし、当て馬キャラの悲惨な描写の多さに、とても冷静な気持ちでは読めなくなりました。宏、光坂、冷泉寺にはファンがつくはずが、あまりの冷遇っぷりに数冊で読者が離れていくほど惨めで可哀想…。リライトで悪化してた。
2014/07/24
クレオ
最初の一冊以外ファンタジー設定をご都合主義に利用しているだけ。名前は銀のバラ騎士団でも中身はオカルト宗教団体。適当にいい事を言ってチヤホヤもちあげられるユメミと鈴影の主役二人は自分たちだけが大事で仲間のためには何もしない。同級生たちは変身させられ使役されるが失恋当て馬で尽くして捨てられるのが毎巻繰り返し。主役二人は総帥と貴女という高い地位のはずが国を救ったり悪を倒したりの大義名分もなく、恋愛はだめよだめよと悲劇に酔いしれていちゃつくだけ。主役二人のロミジュリごっこにはまれた読者以外には楽しめる点がない。
2020/11/03
サトリ
コバルト版ユメミもお節介主婦設定が消えて自分の恋愛以外は眼中になし、鈴影や火狩は私を一番大切にしてくれなきゃ嫌!と重い女に感じるが、リライト版は頭ふわふわ軽すぎて理解不能。鈴影もコバルト版は四誓願が総帥がと言いつつアガペだから貴女を助けるためだからと毎回ユメミといちゃついて仲間は眼中になく周囲が従う理由を感じないが、リライト版は我慢しているふりすらなくなり騎士団のトップとは程遠い。総帥と貴女なのに主人公二人のご都合主義恋愛の繰り返しで、ファンタジーも騎士団も恋愛のための小道具で設定と話が合ってない。
2020/10/24
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