KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち

オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち

オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち

作家
丸山くがね
so-bin
出版社
KADOKAWA/エンターブレイン
発売日
2013-07-31
ISBN
9784047289536
amazonで購入する Kindle版を購入する

オーバーロード4 蜥蜴人の勇者たち / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

セウテス

【オーバーロード異世界転移シリーズ】第4弾。本作は、主人公が平和に暮らす蜥蜴人たちであり、アインズが無慈悲に攻め込む敵側の場面である。種族をを守るため、愛する者と生きるため、蜥蜴人たちは倒れる仲間と肩を繋げ、アインズの作り出したアンデッドの大軍を迎え撃つ。ある種の弱肉強食のカタルシスが感じられ、本当に正解だったのか考える羽目になる。確かに、敵には充分過ぎる攻撃であっても、味方には満足させる必要があったりするのだろう。ただ、やはりただのオタクだなぁと思われる事も目につき、不快に感じる部分が在るのにはため息。

2022/10/05

Yobata

分割しながらも平和に暮らしていたリザードマンの村々に数日後に村を滅ぼす軍勢を送るという使者が現れる。その使者の実力を見て、緑爪のザリュースは各種リザードマンが協力しなくてはいけないと感じ、協定のため旅立つ。一方アインズはあることを試み、大軍の指揮をコキュートスに任せることに。果たして大軍勢の戦闘の結果は…?リザードマン編。まさかそのまま終わるとは…。まさに蹂躙!リザードマンの村にナザリックが実験のために攻めかかるという完全にナザリック側が悪役サイドに。かなり斬新で衝撃的だったけど面白かった。→

2016/01/03

花揶〓書店員

いやはや死の軍勢に蹂躙される蜥蜴人の勇猛果敢な戦い振りを主軸に置くとは、他の既出作品に無い異色度に瞠目すべきものだ。漆黒の剣、シャルティア、コキュートスと続いて読者が着目に値する存在を必ず際立たせており、その上で斜め上から覗く様な視点を捻じ込んで来る辺り風変わりで感心してしまう。お陰でアインズ含むナザリック守護者達やイグヴァが何処からどう見ても冷酷非常な悪役っぷりで、全く新鮮な気分だった。まさか一冊丸々、敢然と悪に立ち向かう蜥蜴人に魅了される等と誰が予想出来るだろうか。それは紛う事無き、勇者の背中である。

2016/03/29

とら

蜥蜴である。丸々一巻蜥蜴である。でも、自分の中での蜥蜴の評価はこの巻を読むことにより一変した。もう蜥蜴は人間である。人間と同一である。改めて言うが、色んな視点から描いてくれるから堪らない!一般的なRPGで言う、どこかの村の種族―エルフとかドワーフの様な方面から見た勇者御一行、みたいな話である(まあ違うのは、完全に蹂躙されているわけで…笑)。だから色々な点が新鮮で良かった。…でもこの表紙、読メで表示される大きさだと何やってるか分からなくて何かが蠢いてる感じで気持ち悪いけど、実際の見るともっとキツいからね!笑

2014/01/19

HANA

異世界人外転移物四巻目。強大な敵に挑む勇者あり、恋あり、友情ありの正統派冒険譚。ただし主人公以外。恋あり、友情ありの正統派冒険譚。ただし蜥蜴。web版と比較してストーリー的に大きな変化はない。やっぱりこの回はこの回で完成されていたからかなあ。滅びの悲哀あり、強者による蹂躙ありと盛り沢山な内容で。ただ加筆部分は両サイドのキャラの内面の描写が中心。それが増えた事によって一層感情移入しやすくなっているように思える。特にほとんど書かれていなかった主人公側にそれが顕著だった。特に主人公に対する勘違い要素。

2015/01/18

感想・レビューをもっと見る