春山町サーバンツ 2 (ビームコミックス)
春山町サーバンツ 2 (ビームコミックス) / 感想・レビュー
眠る山猫屋
タウン誌発行に向けて試行錯誤な日々の巻村鶴子ちゃん。渋谷区長や区会議員さんなど暖かい人物もさらに多数参加。悪い人はひとりも出てこない朝倉ワールド。悪い顔の人は多いが。『この漫画がすごい!』で一票も入らなかった中から選ぶベスト作品賞て(笑)サラリと描かれる老いらくの恋や、喪われた家族との絆・・・がなくてもゆったりゆっくり和めます。自転車屋のおばあさん、美しいなぁ。次巻、お父さん覚醒なるか!?
2021/01/03
ぐうぐう
渋谷区役所春山町出張所に勤める巻村鶴子の担当は、コミュニティ紙「春山町サロン」の編集長。再開第1号を発行させるため、奔走する鶴子の日常を、朝倉世界一は焦らず、ゆったりとした展開で、あちこち寄り道もしながら描くのだ。ゆっくりと歩いているからこそ、見えてくるもの、気付かされるものがある。それは、町の風景だけではない。両親のなれそめであったりと、パーソナルな発見にも繋がっていくのだ。そこがいい。
2016/01/04
筋書屋虫六
「お父さんとお母さんはどうして結婚したの?」つるこちゃんの疑問は、だれにでも経験のある素朴な疑問。でも巻村吾郎さん・浜さんのなれそめは、娘じゃなくても読者も知りたいよ〜。深い謎です。つるこちゃんの「春山町サロン」編集長就任で、もう一度筆を執る気になった小説家の吾郎さん。しかし、筆が止まってしまい…凍死するのは早すぎるでしょ。吾郎さんの才能の片鱗を早くみたいと思うのでした。un peuの蜃気楼・武姉は良いキャラクターですね。それからベーゴマコンビの北村さんと杉さんも大好きです。春山町暖かいなー。
2013/07/31
よしだ
ゆったりした雰囲気と漂う不思議ワールドが相変わらず絶妙。好き過ぎるこの空気。2巻では鶴子がフリーペーパー「春山町サロン」を手掛けたり巻ムラゴローがエッセイ執筆に四苦八苦したりと色々魅力的な話があるのだが、今回は個人的には、洋菓子店un peu(アンプー)の長女・武乃が繰り出す「言葉に出せない気持ちの蜃気楼」が一押し。
2013/07/31
さとさとし
新社会人つるこのお仕事、タウン誌編集長漫画。やっぱり好きな朝倉世界一の世界。書けなくなった元ベストセラー作家の父親にまた書いてもらうための第一歩を踏み出す。この父・娘の話めちゃいいわー。 ガードミラー磨く話とかがザお仕事まんがで好き。友達とハイキングも好き。
2024/04/28
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