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ココロコネクト プレシャスタイム (ファミ通文庫)

ココロコネクト プレシャスタイム (ファミ通文庫)

ココロコネクト プレシャスタイム (ファミ通文庫)

作家
庵田定夏
白身魚
出版社
エンターブレイン
発売日
2013-09-30
ISBN
9784047291508
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ココロコネクト プレシャスタイム (ファミ通文庫) / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

プレシャスタイム。それは私達が初めて「観測」する文研部五人の、何でもない事が心から貴重だと思える日々。五人がこんな風に当たり前に揃えるのも、隔てなく付き合えるのもこの一年が最後。カップルバトル、新入背歓迎会、クリスマスパーティにお宅訪問。面白そうだろ?だって、面白いんだ。こっちが面白いと思う事は全部用意した。あとは自分達で勝手に面白がれ。面白い、と思うのは自分の力。他人には変えられないんだ。心もわからない。だけど、自分の心を変えるのは自分だけだよ。ココロコネクト、繋げてみよう。隣の誰かと、世界と。君自身と

2013/12/29

(●▲●)とらうまん(*^◯^*)

作中の言葉を借りるなら、「とても楽しかった。とても素晴らしかった。とても満足している。けれどなぜだろう、とても悲しくなってしまうのだ」ですね。 ココロコネクトシリーズ最終巻、いろんなおもいが去来しながら、すべての愛しいキャラクターたちと重ねてきた大切な物語ひとつひとつの締めくくりを、一字一句見落とさぬようにと焼き付けていくようにしながら読みました。 月並みな台詞しか出てこないですが、本当に本当に……ずっと大好きです、ありがとう。

2013/11/12

KUWAGATA

これにて完結。思えば1巻のはじまりから、この巻のあとがきの最後まで、誠実に誠実に紡がれた物語でした。今巻は、若干の蛇足感は否めませんでしたが、物語を彩ってきた登場人物ひとりひとりの未来が、苦難はあれどそれを上回る輝きに満ちたものであるようにとの、作者さんの願いが満ち溢れているかのようでした。未来へ。ありがちだけどいい言葉ですね。そして、この物語の最後を飾る一編のタイトルとして、実に相応しい言葉だと言えるでしょう。是非、庵田さんにはこの先も物語を紡いでいってほしい。一読者のわがままですが、期待しています。

2013/10/03

Yobata

ココロコネクト短編集3冊目,ココロコネクト完結。八重樫家にお宅訪問することになった文研部メンバーに太一の妹・莉奈のチェックが入り…「わたしだけのお兄ちゃん」。受験を前に藤島が突然報われない男女の為にイベントを開くことに。その藤島へ想いを寄せて来た渡瀬がそれに参加しついに…「カップルバトルロイヤル」。山星高校に入学してきた新一年生は新入生歓迎ポスターを配る場で紫乃に出会う。彼女に惹かれ文研部の門を叩こうとするが…「新入生よ、大志を抱け」。教育大学へ推薦が決まった永瀬のやり残したこととは…「未来へ」の4編。→

2013/09/30

ぺぱごじら

永瀬伊織の物語がふうせんかずらによって始まり、文研部や山星高校の仲間たちとの笑顔によって終わる。永瀬伊織は常に一連の出来事の当事者で、彼女は誰よりも泣き、笑い、怒り、皆に助けられた存在。でも物語を通じて永瀬伊織はどこか『観察者』であったようにも感じる。それは恐らく彼女が読み手にとって一番共感しやすい『普通さ』を持った存在だったからだろうと思う。鬱っぽい展開が続きながらも、文研部の若々しい突破力でカタルシスをくれた物語が終わるのは少し寂しいけど、作者の今後の活躍を心から待ちたいと感じました。2013-154

2013/10/14

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