SCATTER あなたがここにいてほしい 5巻 (ビームコミックス)
SCATTER あなたがここにいてほしい 5巻 (ビームコミックス) / 感想・レビュー
ぐうぐう
話が大きくなる。つまり、風呂敷が広がる状態は、読者に不安を抱かせるものだ。広がった風呂敷をうまく畳めるのかという疑問が、どうしても湧いてくる。そういう意味で言えば『SCATTER』も、どんどん話が大きくはなっている。しかし、そこに不安はない。作者が新井英樹だからということもあるが、話の規模が大きくなっても、日常の細部を描くことを忘れない新井の物語は、絶えず現実の世界の問題を意識させる。話が宇宙規模になろうとも、現実世界から乖離しないのだ。
2014/10/19
rakukko
オカルトかSFなの何なのこの物語!?といい感じに明かされるシーンが商店街の豆腐屋の奥の部屋ってのが実に良い。長くなりそうだけど最後までついて行きます。
2014/02/13
ユーコ
生命を「コスト」「パフォーマンス」「クオリティ」といった言葉で語る奴ら、権力の中枢に陣取って強者の論理で生命を管理しようとする奴らと戦う。荒唐無稽なようだけど、うん、つまりそういうことだ。いや、荒唐無稽なんだけど。タイトルに込められた(もうひとつの)意味も明らかになってきて、ますます面白い。これは傑作ですよ。
2014/01/25
HARD SEVEN
泣けるセックス描かせたらホント榎本俊二と双璧。「向き合え。楽して割り切るな」このセリフが全編に効いている。勃ってしまう哀愁。強制射精はレイプにも劣らない支配的屈辱。童貞は救世主足り得ない。チンコの権化たる童貞は破壊者だ。屹立したそれはなにものをも生み出さないが、強者の目論みも青写真も全て台無しにする破壊力を持っている。レジスタンス漫画の傑作。
2014/02/12
たたみ
ああっ!とうとう久保くんがヒーローにならんとしているっ!しかし、これは一体何処に着地すんだろ?
2014/02/12
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