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迷子と迷子のアクセサリー店 家なき少年と彷徨う国 (ビーズログ文庫)

迷子と迷子のアクセサリー店 家なき少年と彷徨う国 (ビーズログ文庫)

迷子と迷子のアクセサリー店 家なき少年と彷徨う国 (ビーズログ文庫)

作家
高里椎奈
THORES柴本
出版社
KADOKAWA/エンターブレイン
発売日
2014-07-15
ISBN
9784047297906
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迷子と迷子のアクセサリー店 家なき少年と彷徨う国 (ビーズログ文庫) / 感想・レビュー

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雪紫

再読。様々な世界、自己を見失う迷い人はそのアクセサリー店に迷い込む。記憶のないまま帰れないメイが見る世界ごとに変わる価値観。高里さんらしい彩りと諦観とそれでも優しさに満ちたお話。生体と迷子の話はやっぱり好き。この引きで続きがないのは残念。なお、特典カードSSは公衆衛生に多大な問題!!一緒はダメ絶対。

2022/04/30

絳楸蘭

高里さんにしては読みやすかった(スミセン笑)迷子ってなに?と思ったら、そのまま迷子だった。しかもそれまでの記憶がない。記憶を取り戻して帰るのかな…と思っていたら、そこまで単純ではないようだ。アクセサリー店の扉が開く度に毛色の違うお客が現れるのはハウルの家の扉みたい。何をすべきか見つけた迷子の話はまだまだ続きそうで楽しみ♪

2014/08/15

瀧ながれ

しゃべるわんこ(正しくは狼)がもふもふで、お店に並んだアクセサリーがきらきらしていて、スープの湯気があたたかくて、なんだかそれでじゅうぶん満ち足りてしまった。次元を越えた迷子がやってくるアクセサリー店を舞台にした連作短編で、どのエピソードも、ちょっと苦くてちょっと甘い、心惹かれるものでした。恋の物語もどこかやるせなくて、風味がいいです。二人と一匹で店は安定しているので、もっといろんなお客さまをみたいですね。メイくんはもう、帰らなくてもいいんじゃなぁい?(なんちゃって)

2015/12/14

shimaosa

シオンの作るアクセサリーにわくわくしつつ読了。皆それぞれアクセサリーの注文意外にも悩みを抱えているけど誰しも一度は悩むようなことなので感情移入しちゃう。メイとシオン、あとマルの静かな時間がどんな風に終わるのか続きが楽しみ。

2014/08/19

燈真

高里さんがこういうレーベルで書くの珍しい?と思いつつ、繊細でちょっと酷で、でも優しい物語、堪能いたしました。メイは記憶がない以外はフツーの(日本風の)男の子ですね。捨ててきたっていう背景が気になるなぁ。シオンは公平すぎて無機質、だが味がある。マルは癒し系に分類して良いんですよね?ね?最後、ウァラクの話は非常に日本的で、思わず目を細めてしまいました。続編希望!

2014/08/11

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