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開門銃の外交官と、竜の国の大使館 (ファミ通文庫)

開門銃の外交官と、竜の国の大使館 (ファミ通文庫)

開門銃の外交官と、竜の国の大使館 (ファミ通文庫)

作家
深見真
メロントマリ
出版社
KADOKAWA/エンターブレイン
発売日
2014-12-26
ISBN
9784047301153
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開門銃の外交官と、竜の国の大使館 (ファミ通文庫) / 感想・レビュー

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海猫

異世界ファンタジーではあるが、駆け引きありアクションありでサクッと読ませる姿勢は活きの良い洋画的な感覚。仕掛けが仕掛けだけに倍ぐらいの枚数があって重厚さがあれば謀略活劇的な味わいがでたであろうけれども、こうサッパリした仕上げにしてあるのも悪くない。シリーズ化されるかどうかわからないが単巻でちゃんとまとまっている点も買い。

2015/01/20

よっち

「星の輝き」を持つかどうかで人生が決まる世界で、「選ばれなかった」少年ユーヤが相棒のミーシャと共に警護官として「選ばれた」外交官の少女シズナを護る物語。選ばれた者たちをメインとする召喚バトルはあるものの、普段は普通の女の子に見えるシズナが、緊張感がある中でもお互い利益を得られる落とし所を見つけ、小国が大国相手に外交で解決していこうという姿勢やそのための駆け引きが興味深かったですね。違和感のないバランスが絶妙で、ヒロインが多めでも全体としては落ち着いた雰囲気の登場人物の動き方も好みでした。次巻も楽しみです。

2014/12/28

異世界西郷さん

【『ゆるゆり』3期記念に深見真作品を読む。その1】著者初読み。銃で召喚なんて聞くと、某アンリミテッドを思い出すのは私だけでしょうか? それは措いといて、バトル描写は手に汗握る展開が多く、なかなか読みごたえがあったのではないかと思います。ただ、外交交渉の描写については読ませる部分もありましたが、相手側の外交官のレベルが低くて、もう少し歯応えがあると更に面白くなったのではないかと思います。日本は「外圧反応型政治」。反応出来てるように見えないけどね! 続き、出るんでしょうか。出るなら読みたいと思います。

2015/10/03

まるぼろ

<星の輝き>と言う召喚の力を持って生まれてくる<ブリリアント>と持たない人が混在する世界にて、ヤポニア共和国で警護官になった海塔ユーヤは外務省大臣首席補佐官で特派大使の高坂シズナの警護でドラコニドに赴くが…と言うお話。どちらかと言うと戦闘パートよりシズナ達が展開する外交戦と言う印象が強く残る作品でしたが、それはそれで面白く読めたなと思いました。物語の方も最後にシズナが切り出した工業化支援のプランが功を奏して今巻では綺麗にまとめられてますが、物語全体としては続きがありそうな感じに読めたので出たら買おうかと。

2015/03/23

サケ太

――ぼくは残念ながら選ばれなかった子どものひとりだ。ファンタジー世界での外交官の物語。「選ばれなかった」新人警護官ユーヤは、相棒のミーシャとともに「選ばれた」外交官シズナを警護していく。深見真先生の作品ではあるはずの拷問、グロ描写はない。別方向の面白さがある。主人公たちや〈ブリリアント〉が召喚する〈創神兵〉による戦闘も楽しい。外交官同士の駆け引きが面白い。「みんなが得するように」動くシズナは素晴らしかった。深見真先生の作品としてはかなりライトよりだけど、読みやすく面白かった。次巻にも期待!

2014/12/26

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