KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

アオイハルノスベテ3 (ファミ通文庫)

アオイハルノスベテ3 (ファミ通文庫)

アオイハルノスベテ3 (ファミ通文庫)

作家
庵田定夏
白身魚
出版社
KADOKAWA/エンターブレイン
発売日
2015-05-30
ISBN
9784047305069
amazonで購入する Kindle版を購入する

アオイハルノスベテ3 (ファミ通文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ひめありす@灯れ松明の火

「好き」という感情をあまり甘く見ない方がいい。「好き」という感情を人が覗きこむとき、「好き」という感情もまた人を覗き込んでいるからだ。「好き」は厄介。好きだから、憎しみ、諍い、そして欲するんだ。何度だってやり直したいと願うのと、何度だってやり直せると思うのは、本当は別の事。繰り返す数多のIfは何処へも進めない証で。その想いは過去のもので、だってもう『今』はここにあるのに。繰り返せるほどのものじゃない『今』を一緒に生きていこう。一緒に、幸せになろう。誰の心にも消えない刻印を刻んで、一年生の夏休みが、終わる。

2015/09/18

まりも

シリーズ第三弾。高校を卒業しても『輪月症候群』を継続する方法がある。その情報を探る為、スタンプの能力者に会いに行く話。今回は大河内回。いやー、すごくドロドロしてましたね。大河内の壮絶な過去、目を逸らしたくなるくらいに醜いドロドロとした姉妹関係は中々のものでした。その分五人の友情というか、温もりを感じる事も出来たし、大河内が幸せになる選択を選ぶことが出来て本当に良かった。生徒会長が何を考えているのかはまだ分からんし、浩人が誰と結ばれるのかも気になるので、今後どうなるのか楽しみですね。次巻も読みます。

2016/10/11

Yobata

卒業しても「輪月症候群」を継続する方法を知る【スタンプ】の人に会いに行く為に夏休み,旅行に行く事にした横須賀と柳沼だったが、葵,まひる,美帆も参加する事に。夏を満喫してからいざ対面という場面で追跡者と密告者の存在が露わになり…。夏,葵回。葵のドナーとなった姉の婚約者がなくなってからの姉との確執と割とダーク。姉の壊れ方がちょっとヤバかったね…。絶望から逃れたい,絶望でなければいいと自身の安寧の為だけに一人で抱え込み,生徒会長にも協力していた葵。裏切られ,楽しい旅の雰囲気も台無しにされて戸惑い,途方に暮れる→

2015/05/29

アウル

前半は夏休みで水着回な話、後半は葵回といったところかな。浩人も大分と代わってきているし、他の面々も少しずつ変化が見られてきてる。浩人も2回目の世界では今の所いい感じに進んでいるけれども、最後の葵の決意する所で一気に不安になってしまったわ。果たして今後どうなってしまうのかな。

2015/06/03

真白優樹

能力を持つ卒業生に会いに旅行に行く今巻。・・・彼らはきっと輝く青春を過ごしているはず。だが症候群の影響により彼らの青春は一筋縄ではいかない。自分の思いを信じて青臭くもまっすぐに突き進む彼らは間違いなく青春をしている。彼らが突き進む先にはどんな未来が待ち受けているのだろうか、やり直しの未来か進む未来か。・・・やり直しの力を持つ者も判明し世界の再生や生徒会の戦いについても徐々に明らかとなる。彼らは一体心の中に何を秘めているのだろうか・・まだまだ不確定要素は多く、どう転ぶのかがわからない。 次巻も楽しみである。

2015/06/01

感想・レビューをもっと見る