猫の草子 (ビームコミックス)
猫の草子 (ビームコミックス) / 感想・レビュー
mocha
げにおそろしき人の業。巻き込まれて命を落とした猫は浮かばれないな〜。美女と醜女の描き分けが極端で笑えました。
2016/02/05
眠る山猫屋
短編集、逃れられない世界の軛には抗えない、そんな切なさに満ちた物語の数々。愛憎は表裏一体。美醜は時代によって変わり、人の心も、また。
2021/02/13
moonlight
短編が7編。人間てちょっと怖くて哀しくて愚かで。だからこそ人生にドラマが生まれるのかな。全編に猫が出てくるわけではなく、表題作の、猫〜‼︎そりゃ口惜しや口惜しや…
2022/04/18
あかつき号
おとぎ話の陶然とする空気のなかの生々しさ。 それでいて、ぽーんとおとぎ話に飛ばされるような異国感。ようやくこの世界に入れる自分になった。
2015/09/08
はる
買い本。あらら、カバーをめくってみれば猫が倒れ伏している。磯良という名は、雨月物語を読んだ時からずっと切なさをまとった名前だな。猫にはお気の毒なことだが、きっと極楽があるよ。こんな絵と物語りの世界に浸れるのは、まさに極楽。
2015/09/15
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