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庶民は知らないアベノリスクの真実 (角川SSC新書)

庶民は知らないアベノリスクの真実 (角川SSC新書)

庶民は知らないアベノリスクの真実 (角川SSC新書)

作家
森永卓郎
出版社
角川マガジンズ
発売日
2013-07-10
ISBN
9784047316119
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庶民は知らないアベノリスクの真実 (角川SSC新書) / 感想・レビュー

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パフちゃん@かのん変更

明るい未来は描かれていない。インフレ政策と消費税アップで、年金生活者は4分の1の減収となる。規制緩和で3大都市優遇、地方切り捨て。弱肉強食の世界となる。金融緩和を米国に納得させるためにTPPと辺野古移設を了承した。庶民は輸入の安い作物を食べ、権力者たちは高くて安全な国産作物を食べる。海外から安い賃金の労働者が入り、国内の非正規労働者の賃金も下がる。構造改革で正社員の解雇も簡単に行われるようになる。政権を固めるためのナショナリズムの高揚。戦争に行かされるのは若者たち。自ら志願するのは貧困者。

2013/10/10

壱萬参仟縁

ゴシ太本。浜矩子教授はアホノミクスと揶揄されるが、いずれにせよ、危険な経済政策は明白。成長戦略:小泉内閣の格差社会を超格差社会に変貌させ、庶民生活は戦後最大の危機を迎える(17頁)。そう思う。2%の物価上昇となると、年金は10年間で実質19%減。実質所得24%減(119 頁)。これでは長生きできやしない。金持ちしか老後はないのだろうか? 社会保障を棚上げにして、消費税率だけを上げるというのは、詐欺に近い(149頁)。TPPでメリットを受けるのは経済強者だけ(202頁)。そうだと思う。

2015/05/20

さきこ

話題のアベノミクスの負の局面を描いたもの。金融緩和・公共事業を批判する他の本と違い、この本は第三の矢=成長戦略を批判する。 竹中氏が政権に入り込んだ時点で弱肉強食社会になることは見えている。それにブレーキをかけるためにも、しつこく指摘し続けなければならない。憲法に対しては著者に全面的に同意。憲法は理想なのだから現実に合わせる必要なし。96条を緩めると安倍政権以降が心配。ちょっと合わないのは右傾化の話。左に傾いてたのが真ん中に戻っただけでは?集会で国家を歌うくらいなんでもないと思うけど。

2013/07/15

Yuji

これから日本はどうなっていくのか。

2013/09/15

Humbaba

何かを実施すれば、それによって利益を受ける人もいるし、反対に不利益を被る人もいる。また、未来を完全に見通すことなど不可能なので、予想通りには行かない可能性は否定できない。政府がどう動くかは個人では制御不能であるからこそ、予想される範囲の中で何をしても大丈夫なように身を守る必要があるだろう。

2016/10/31

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