バカをつらぬくのだ! バカボンのパパと読む老子・実践編 (角川SSC新書)
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バカをつらぬくのだ! バカボンのパパと読む老子・実践編 (角川SSC新書) / 感想・レビュー
キジネコ
ブッデイスト達が磨き上げたゴータマ・シッタルーダの言葉が大陸を旅し老子・荘子に出会います。思想・文化・教義は やがて海上に浮かぶ島国で「力強い静寂である禅」へと進化し 人々の心に独特のバランス感覚の種を植え付けました。老子以降2400年。人も無から生まれ、有の世界に遊び、再び無の世界に帰る。無とは?形を得て逍遥する有の世界とは何なのでしょうか。禅の円相と空が示すのは「自然、完璧な永久装置」の一部として私達が果たす役割と意味を諭して居る様に思えます。「其の栄を知りて、其の辱を守らば、天下の谷となる・・」
2015/09/22
ツバメマン★こち亀読破中
『老子』のエッセンスをドリアン助川の解釈を加えつつ解説。物事の本質?「TAO」というもの自体は大きすぎて、小者の僕には相変わらず「?」のままですが、具体例も盛り込まれていて、前著よりもわかりやすく面白かった!(コチラだけ読んでもOK!)自然の流れに逆らわず柔軟性を持って生活していくことが大事だと思いました!これでいいのだ〜
2024/01/14
乱読家 護る会支持!
TAOとは、この宇宙をならしめている力、存在のすべてを司る仕組み、そして存在そのもののことです。自然とその摂理、それを支えている全エネルギーのことを言っているのだと受け取ってもらってもかまいません。 私たちもまた自然現象の一部である以上、常にTAOとともにあるのだ。TAOに逆らうことはできないし、TAOの力が及ばないところで生きていくこともできない。逆を言えば、TAOをよく理解し、TAOと呼吸が合う生き方をすれば、人生の可能性を最大限高めながら、天寿をまっとうすることができる。
2020/09/02
yoshi
バカボンパパの超訳はないんだけど、前著よりこちらの方が入りやすかった。『反は道の動なり。弱は道の用なり。天下の万物は有より生じ、有は無より生ず。』が今の自分にはいちばん響いたかなあ。『全てのものは循環している。弱く絶え間ない力が、私たち生物の本当の、いちばんの力』『無理なく、毎日絶え間なく弱い力がいつか大きな変化に』繋がることを理解して、少しずつでも歩みを止めないで丁寧に生きたいなあ。
2018/11/27
*
なんでタオじゃなくてTAOなのかな?と思いつつも楽しく読めた。所有しない生き方は理想ではあるけれど、どこか自分のダメさを棚に上げて開き直っているように思えて、なかなか踏み出せない...
2017/10/17
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