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チェイサーゲーム (4)

チェイサーゲーム (4)

チェイサーゲーム (4)

作家
松山洋
松島幸太朗
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-07-06
ISBN
9784047334847
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チェイサーゲーム (4) / 感想・レビュー

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しぇん

KindleUnlimitedで。想像の3倍くらい長かった過去編もひとまず終わり。節々に社会の厳しさが出ているのは良いことかなと。何処の業界でも変わらない事は多いですものね。現代に帰ってきた時に社員が増えてたのは驚いた記憶が

2023/02/09

コリエル

ゲーム、声優、飲食店。どれを取ってもヌルい覚悟で通っていける道ではないことがそれぞれの説得力を持って描かれる。盛り込めなかった仕様など、ダサい言い訳だから語るんじゃないという言葉も格好いい。全てがシビアで、その厳しさが逆に耳障り良くすらある。松山洋が自分の見栄え良い部分だけを並べて語った『理想の厳しい世界』だから。

2022/08/06

北白川にゃんこ

夢という呪い。何もかも犠牲にして夢に突き進むのか。夢という気分だけ味わうのか。どちらが幸福なのかは、分からないのだ。

2020/10/11

4 専門学校にサイバーコネクトツーの社長(原作者)がゲスト講師として招かれ、新入社員用の研修を行う。伝言ゲームの意図に気が付いたユウキもすごいが、酷評されると分かっていて自作ゲームを社長に売り込みに行ったタツヤはもっとすごい。ユウキの妹、カナンがオーディションを受けに行った声優事務所の社長の話もグサグサ来る。ゲームの専門にしても、声優の養成所にしても、学費を払って雰囲気だけ楽しみに来ている人が7割だと。原作者が業界人だからこそ余計に重い指摘。

2022/10/20

祐樹一依

【○+】過去編となる第二部は、「夢」というキーワードが不穏にゾクゾクする響きをもって仕方ない。自分の好きなものを「職業」にして生きていけるのかという現実にまっすぐ向き合える人の少なさ。全身全霊を捧げる「覚悟」こそが必要なのか、やはりこれは。

2020/12/17

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