帰る場所 (ビームコミックス)
帰る場所 (ビームコミックス) / 感想・レビュー
かっぱ
どの作品もよかった。表題の「帰る場所」(心がふわっと軽くなって安らかになれる場所)がどの作品にも共通したテーマのように感じた。
2018/03/14
akihiko810/アカウント移行中
近藤ようこの90年前後に描かれた、現代もの短編集。7/10点 オールドミス(死語)が抱える人生の不安、などを描いた現代もの。近藤らしいしっとりとした良作。近藤ようこ作品には派手さはないが、人生を生きてきた「手ごたえ」がはっきりとあって安定した面白さがある
2021/08/02
gachin
優しい話ではあるんだけど、本書の時代より後の世代の僕からしたら、80年代は随分と楽な時代だったんだなぁと思ってしまう。
2019/12/23
筋書屋虫六
まだ駆け出し時代の近藤先生の短編集。まだ中世説話の世界観ではありません。いまならもっと筆を省略しているなとか、初々しさを感じる部分もありますが、コントロール出来ない心の陰を描き出す鋭さや、得も言われぬ神秘性など、紛れもない近藤先生の作品だと思いました。
2017/07/09
Kavi
近藤ようこの現代の普通の人々のお話。独特の物悲しいストーリーの短編集となっています。派手な展開もなく、粛々と生きる人たち。「生きる意味ってなんだろうな」って思ってしまう。うつ期に読むものじゃないな。
2017/03/11
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