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青くて、溺れる

青くて、溺れる

青くて、溺れる

作家
丸井とまと
ダイスケリチャード
出版社
KADOKAWA
発売日
2020-08-26
ISBN
9784047360907
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青くて、溺れる / 感想・レビュー

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horihori【レビューがたまって追っつかない】

娘(小5)からのお勧め本。同級生の誤解から裏掲示板に書かれたことがきっかけで、いじめの対象になってしまった高校2年生の祥子は、意気消沈の帰り道、「名前のない」喫茶店を見つける。そこには、優しいマスター、常連客の色っぽいラムさん、良識的な黒さん、そして少し冷たい態度のアルバイトの皐月がいた。喫茶店に通うことで、消えたくなる気持ちを切り替えられるようになる祥子。思い込みや恥ずかしさで、伝えなかった気持ちに勇気を出すことで、少しずつ現状を打開していく。藤本先生がひどくて、保護者は怒りしかない。

2021/03/16

のり

学校ではいじめられ、家では再婚した親に遠慮し居心地が悪い祥子は、ある日、入った喫茶店で、少しずつ勇気をもらい変わっていく。大塚さんが一番偉い(笑) 担任の先生が本当にそういう奴居そうな、保身主義。よくありそうな物語だけど、自分の気持ちを言わなきゃ伝わらないことや、自分を分かってくれる人の大切さを伝えられる。

2021/03/24

紅茶タイム

いじめっ子グループにいた女子高生が些細なきっかけでいじめられるようになる。母親が再婚して家庭でも居場所がないと感じていたとき、ある喫茶店を見つける。高校生のSNSとの付き合い方の教材のような小説でした。

2020/10/17

稲荷

学校やネットでのいじめがテーマになっていてリアルさがあった。前半は主人公を思うと苦しかったけど、小説らしい驚きのある設定も組み込まれていてよかった。

2020/09/13

なみ

──消えてしまいたい。 クラスでいじめの対象になった祥子は、名前のない喫茶店にたどり着く。 店で出会った人たちは優しくて温かく、祥子は少しずつ救われていきます。 クラスメイトの大塚さんが格好良かった。 本当の意味での強さを持っていて、すごく眩しかったです。 私は弱い人間なので、大塚さんみたいな人に憧れます。 喫茶店の人たちはもちろんなのですが、大塚さんがいてくれたことも、祥子がまた前を向けたことに繋がったのではないかと思います。

2020/09/09

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