カラオケ行こ! (ビームコミックス)
カラオケ行こ! (ビームコミックス) / 感想・レビュー
馨
映画化で話題だったので早く読みたかった漫画。和山さん作品なら絶対に面白いと踏んでましたが傑作でした。要所要所で笑いました。ボケとツッコミ両方シリアスで最高。狂児さん好きです。岡くんとの友情も素敵。こんなストーリーよく思いつくなぁ。映画も気になってきました。狂児さんの名前の由来ややくざに入ったきっかけのエピソードも笑えました。
2024/01/26
Kazuko Ohta
子どもの頃はものすごく漫画を読んだものですが、今は映画と本にもっぱら時間をつぎ込んでいるため、漫画にまで時間を割けません。しかし本作に関しては映画版がめっちゃ楽しかったから。先に原作を読んでいたら、狂児も聡実も組長も、見た目のイメージが違うと思ったかもしれません。でもこの性格なら、これ以上になくピッタリのキャスト。映画版では聡実の悩みを後輩がまったく理解していなかったという点を除けば、とても忠実な映画化。本編後の描き下ろしまで映画版に上手く盛り込まれていました。愛すべき映画であり、愛すべき原作漫画でした。
2024/02/20
猿吉君
ちょっと危険でとんでもなくいい男に惚れました、そして切れまくるギャグ、最高です!①なんといってもヤクザの狂児さんの色気、かっこ良さ、全てに対する余裕が突き抜けてます、BLファンもたくさん読むんだろうなあ。②ありえないシチュエーションにぶち込まれて翻弄、ぐずぐず言ってて情けない、なのになんか応援したくなる主人公聡実、彼も漢を魅せますねえ。③最後の描き下しがまた良い、作者の愛を感じます。④指(笑)。点数95/100→めちゃくちゃ面白い、しかしこの作者はもっと面白い作品描けるはずです、応援します~(^u^)
2021/07/15
みっちゃん
何故「カラオケ行こ!」になるかの設定が120%あり得ない。スベるかスベらないか、サーカスの綱渡りのような絶妙なバランスの笑いのツボ。そして笑っているうちにはた、と気づくのである。この、弱虫なんだか勇敢なんだか捨て身なんだかおそらく、主人公本人にもわかってない純粋で一途な思い。それに思わず涙目になっている自分に。衝撃の結末!と思わせてからの大笑いのオチがたまらない。前日譚的な書き下ろしのラストのセリフが…そもそも、あんたかい!和山やまにはまってもう抜け出せない。
2021/05/27
ムッネニーク
38冊目『カラオケ行こ!』(和山やま著、2020年9月、KADOKAWA) 作者の同人誌を単行本化したものであり、絵のクオリティやシナリオのレベルが高いとは言えない。 しかし、コントのようであり青春映画の様でもある独特の設定には作者のセンスが感じられる。 かなりBLっぽい描写が多く、それが物語の展開に無理を生じさせている様な気もする。 「あの日はなんだか蒸し暑く、息苦しかったのを覚えています。」
2021/04/29
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