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高丘親王航海記 IV (ビームコミックス)

高丘親王航海記 IV (ビームコミックス)

高丘親王航海記 IV (ビームコミックス)

作家
近藤ようこ
澁澤龍彦
出版社
KADOKAWA
発売日
2021-10-12
ISBN
9784047368132
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高丘親王航海記 IV (ビームコミックス) / 感想・レビュー

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ぐうぐう

以前、澁澤龍彦『高丘親王航海記』のレビューで「『高丘親王航海記』は、死の予兆に彩られた小説などではなく、死を乗り越えたその先にある生を信じることで書かれた、澁澤龍彦の生の輝きとしての小説と呼ぶほうが、相応しいに違いない。」と書いたことがある。近藤ようこのコミカライズを読み終えて、その認識が間違っていなかったと改めて思えた。近藤の細い線で描かれる画は、しかし軽やかさも覚え、死を重く感じさせない。つまり、親王の心境とすんなり重なり合うのだ。(つづく)

2021/10/30

りらこ

もう死のことしか考えていないみこ。真珠を飲んだのも象徴的なんだろう。姫の死生観と表裏一体。姫は命を生み出すことが死への道。結局薬子に操られている人生だったようにも。虎の話などよくわからない。仏教がよくわからない。でも終わった。旅も終わったのか。

2023/07/01

psy

完結記念原画展にて購入。素敵サイン付き♡源がとても素敵でした。この時代の衣装が近藤さんの絵柄と凄い合ってていい感じです。親王は魂となって天竺に旅し続けるのでしょか。そして春丸は鳥となって追っていったのでしょか。ヤマトタケルの逸話を想起します。近藤さんの次作もとても楽しみです。

2021/10/09

taras_saco

静謐な筆致で坦々としているのに、深い感情の動きがある。お話しと絵のバランスが絶妙

2024/03/19

サイレン

読み終えて一日経って、今じわじわと沁みてきている。こういう本に出合えるのが、本読みの幸福。

2023/02/20

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