友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう3 (ファミ通文庫)
友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう3 (ファミ通文庫)
- 作家
- 出版社
- KADOKAWA
- 発売日
- 2022-08-30
- ISBN
- 9784047371453
友人に500円貸したら借金のカタに妹をよこしてきたのだけれど、俺は一体どうすればいいんだろう3 (ファミ通文庫) / 感想・レビュー
よっち
みのりにつっこまれ、求はしどろもどろになりながらもついに自分の気持ちと向き合った8月末。思い出だけで本当にいいのか。悩む求と、別れを前にした朱莉の恋の行方が描かれる第三弾。終わりが見えてきた500円返済という名目で始まった求と朱莉の同棲生活。もうすぐお別れということで、この夏を振り返ったり、渾身の料理を一緒に作ったり、朱莉が帰る前日二人で行くことになった花火大会。ここまで来るともう求の頑張り次第かな…という思いで読んでいましたが、期待に見事応えてくれた求に嬉し過ぎてテンションが上がる朱莉が可愛かったです。
2022/08/31
ナギ
優しすぎる世界なのに最後まで駆け抜けちゃいました。巻数出して良いって事であればライバルになってたはずのキャラもおとなしく無事に完結したようです。一途なヒロインが鈍感主人公との愛を形にしていく普通の作品ですがそれが良いという感じの爽快さがありました。
2022/10/04
nishiyan
みのりのつっこみにようやく自分の気持ちに気が付いた求。もう八月末、朱莉との別れが迫っていて…という本巻。両想いになってからお互いに告白するまでのグダグダ感と甘さのひどいことひどいこと(笑)。夏休み終了に焦る朱莉と初恋に戸惑う鈍感な求だからこその展開。材料の調達から始まる二人で作るカツカレーはこちらの方こそご馳走様という感じ。そして花火を経て二人はようやく…。帰宅後のやりとりも初々しくて好きだが、エピローグでのすっかり尻に敷かれている感も良く素敵なラストだった。
2022/11/17
rotti619
兄が借りた500円のカタに求の所に転がり込んできた朱莉との同棲生活3巻目。ついに夏休み最終週、これが終わると受験の為帰らなければならない朱莉と、自分の気持ちに気付いた求が最後の思い出作りに花火大会へ初デートをするお話。結果どうなったかは触れないが、クライマックスはイラスト付きで最高にエモかったのと、その後のアワアワする2人は尊かった。実質最後の3日間がメインの話だったが、その3日の間に起きた事は全て尊みに溢れていた。
2022/08/30
半熟タマゴ
朱莉に向ける気持ちと向き合って本当の想いを自覚した求。2人の同棲生活も終わりが近づいてきて、しんみりした気分になっていたのですが…。花火大会で2人の関係が大きく進展し、幸せな気持ちで別れのシーンを迎えることができてよかったです。これからの2人の話もまだあるのが楽しみですね。
2023/11/08
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