北朝鮮からの潜入者: 白い快速船 (カドカワノベルズ 19-7)
北朝鮮からの潜入者: 白い快速船 (カドカワノベルズ 19-7) / 感想・レビュー
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図書館で檜山良昭の欄を探し、たまたま手に取った一冊。架空戦記かと思ったら、事実に基づいたノンフィクションとのこと。ただ巻末に実在上の人物と関係ないという断りがあるので、多少脚色はあるかもしれない。実際に読んでみると、北朝鮮の工作員が日本に潜入するところから始まり、工作員を追う捜査が進むに従い事件の全貌が見えてくる。事件というより謀略といったほうがいいかもしれない。証言に基づいて話が進み、最後には実際の事件に結び付けられる。結末が真相なのかどうかはわからないが、とても面白い本だった。
2011/03/31
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