帝都物語 10 復活篇 (カドカワノベルズ 78-10)
帝都物語 10 復活篇 (カドカワノベルズ 78-10) / 感想・レビュー
ヨーイチ
これにて全巻終了。今読むとそうでもないが、三島と角川春樹の扱いがやはり気になる。近未来とはいえ「現代人」が超人的な役割を振られているってのは如何なものか。カドカワノベルズの古書を手に取りながらカドカワのメディアミックス戦略全盛期を思い出した。但し出版元のカリスマ社長が人類の未来を担うかも知れないって流れには素直に乗れなかった。世紀末、昭和末期という終末感がこの作品を支えていたのではないか。
2019/06/01
花乃雪音
東京壊滅を目論む魔人加藤保憲との100年に渡る戦いに終止符が打たれる。前巻の後書きから加藤保憲対土師金鳳だけで話が進むと推測したが、いい意味で予想外の展開だった(想定内の展開もあったが)。映画の舞台となった大正時代だけでなく現代を経ないとこの結末に至れないところはうまく話を落着させている。
2020/08/13
Matsumouchakun
平将門の顔は彼でしたか。なんとなく予想はしてたけど。最後に著者と本文イラストなどを描かれた丸尾末広さんとの対談が収録されていて興味深かった。
2017/04/12
かんたろう
堂々の完結編
2008/05/08
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