マヴァール年代記 3 (カドカワノベルズ 111-3)
マヴァール年代記 3 (カドカワノベルズ 111-3) / 感想・レビュー
Tanaka9999
1989(平成元)年発行、角川書店のカドカワノベルズ。最終巻は怒涛の展開。下手すると終わらせにかかったともとれるが、おそらくは最初からの予定の展開なのだろう。途中で予想したとおり2人は亡くなり、1人が残った。権力志向でない人の巻き込まれ型は、この人の作品では時々出てくるが、他の人のファンタジー系架空戦記物語では比較的珍しいか。
2022/01/11
洪七公
既読本
1990/02/09
blacktea
話の発端の父親殺しに証人がいない(カルマーンが最後の対面をしたときに皇帝が生きていたことは最低限医者は知ってなきゃおかしい)ことから、オチのつけかた、強い意志を感じる皆殺しっぷりまで、いっそすがすがしいほど強引で笑えるほどだけど、素直に面白かったと思う。久しぶりの再読だったが、実に気持ちよく物語世界に乗っかれた。いろんな意味で勢いのある作品だったと思う。このころの田中芳樹はよかった。
2012/08/21
二分五厘
1989.7.18
あまや
展開が加速して驚いたけどこのぐらいの分量で収めるのは良かったと思う。
2008/11/10
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