暗闇への祈り (カドカワノベルズ 66-2 探偵藤森涼子の事件簿)
暗闇への祈り (カドカワノベルズ 66-2 探偵藤森涼子の事件簿) / 感想・レビュー
よしりん
シリーズ2作目。前作は短編だったけど今回は長編。正直長編にするほどの事件だったのかなと…なんとなくだらだらとした印象。‘事件簿’というより涼子の成長記録として読んだほうがしっくりくるかも?それにしても表紙の画像が全然違うのはなぜ??
2018/10/17
洪七公
既読本
1996/08/03
Rike
再読本です最初に読んだときは、涼子さんより年下だったためかな?細やかな描写のとき『ん?』って感じだったけど、何となくわかる年代になってきたのかな?
2016/03/24
kagetrasama-aoi(葵・橘)
「ペット」「歪んだ」に続く、藤森涼子の事件簿、第三作目。初の長編です。家出人探しを依頼され、その人物を取り巻く人や環境に触れ、涼子さん大奮闘しながら解決へと導きます。事件の行く立ても興味深かったですが、涼子さんの過去の恋人と婚約者が登場、それに対する過去と現在の思い、阿南氏との電話での会話、先輩島の怪我と恋愛めいたこと、一宮所長の妻の病気、夏休み……と周囲の人達の様子が色々描き出されていて、面白く読みました。涼子さん諏訪出身なんですね、私同郷です!親近感沸きました!そして涼子さんの結婚観も伺えました。
2015/04/28
しき
「金木犀の徴」読後からの、涼子シリーズ読み返し再開。内容全然覚えてなかったけど、涼子自身が、自分の過去に向き合いながら、依頼を通じて知り合った人々の、心の暗闇を思い知らされていくって感じだろうか?きっかけである依頼は単純なものなのに、それにかかわる人々の心の動きは複雑で、興味深かった。そして、阿南が思いの外涼子ちゃんに関わっていたことを知ってちょっと驚く。時系列としては「天国の破片」のころ?
2012/09/12
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