幻想ミッドナイト: 日常を破壊する恐怖の断片 (カドカワ・エンタテインメント)
幻想ミッドナイト: 日常を破壊する恐怖の断片 (カドカワ・エンタテインメント) / 感想・レビュー
kaizen@名古屋de朝活読書会
幻想関係不思議物語短編集。見果てぬ夢 赤川次郎,四○九号室の患者 綾辻行人,破壊する男 飯田譲治+梓河人,百鬼夜行第三夜 目目連 京極夏彦,夢の島クルーズ 鈴木光司,ゆきどまり 高橋克彦,怪物たちの夜 筒井康隆,言わずにおいて 宮部みゆき,八千六百五十三円の女 夢枕獏。感想:赤川次郎:らしい作品。綾辻行人:重みのある内容。飯田譲治+梓河人:そうなんだ。京極夏彦:深みがある。鈴木光司:現代的。高橋克彦:駄洒落(雪泊まりと行き止まり)筒井康隆:短すぎ。宮部みゆき:情緒ある。夢枕獏:ちょと恐い
2011/07/19
Tanaka9999
1997(平成9)年発行、角川書店のノベルズ本。9編。赤川、京極、宮部の3作は既読。この既読の作品の方が私には面白かった。『破壊する男』は悪魔信仰の話で少し軽薄か。『四〇九号室の患者』恐ろしいのだが、なんかミステリみたい。『ゆきどまり』未読組では一番面白かった。ただ、語り手も死んでいたというのはちょっともっとない気がする。
2021/06/11
そのぼん
タイトル通り、ホラーを集めた短編集でした。 結構破壊力のありそうな作品もあって、面白かったです。 今までに読んだことがある作品もありましたが、楽しめました。
2012/04/14
楓*
【再読】20年ぶりくらい?90年代に見た深夜ドラマのDVDを最近見たので、本も読みたくなり図書館で借りた。思い出補正すごいだろうけど、やっぱ最高に好み。
2021/08/02
くろすけ
実家の本棚より発掘。ということは再読のはずなんだけど、ほとんどの作品が初読の新鮮さで楽しめた。記憶力の低下も悪いことばかりじゃないね。今回は高橋克彦さんの「ゆきどまり」が一番引き込まれた。怖さとほの暗い淫靡さ。冷たい手で身体の奥が掻き立てられる感じ。
2015/12/20
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