喘ぎ泣く死美人: 横溝正史未収録短編集2 (カドカワ・エンタテインメント)
喘ぎ泣く死美人: 横溝正史未収録短編集2 (カドカワ・エンタテインメント) / 感想・レビュー
そうたそ
★★☆☆☆ 「双生児は囁く」に続く未収録作品集第二弾。こちらの方が短編メインで、ショートストーリーまであり、全体的にあっさりめ。外国を舞台にした怪奇小説などもあり、なかなか珍しいラインナップである。正直言って、どれも面白いとまでは言い難く、未収録であったわけがよくわかる。大量に作品を量産し、金田一耕助シリーズを始めとしたあれほどの傑作群を残しているわけだから、そりゃ、こういう作品もあって然るべしというところだろう。
2018/12/30
星落秋風五丈原
横溝ファン必読の一冊!!これまで掲載不明だった。久作老人が今から25-26年前の話として私に語る形式。平藤お蔦という19才の美女がいた。土地でも指折りの分限者・宗右衛門の一人娘である彼女の人生は、生母が死んで、妾だったお福が継母として家にやって来てから一変する。兄も家を出て、宗右衛門も遺伝と酒でもうろくし、お福が彼女に辛くあたる。19才になった彼女について奇妙な噂が広まる。
2003/10/16
ころころ
艶書御用心、特に面白かったですww どのお話もハズレがなかったように思います。
2013/04/19
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
横溝正史の本は金田一耕助を数冊読んだだけなので、短編集ははじめて。不気味な話を書くイメージがあったけど読んでみてビックリした。確かに不気味な話もあったが、笑える話もあった。どの話も読みやすくて面白かった。喘ぎ泣く死美人と霧の夜の放送が好き。
2018/08/13
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