悪魔の選択 上 (海外ベストセラー・シリーズ)
悪魔の選択 上 (海外ベストセラー・シリーズ) / 感想・レビュー
橋川桂
1979年の作だけど、作中の年代は1982年。登場するアメリカ大統領が、レーガンよりカーターっぽかったり、「1980年のオリンピック」での西側諸国のボイコットに言及がなかったりは、まあ、ご愛嬌か。地上にまだソビエト連邦という国家が存在していて、10年ちょっとで崩壊するとは誰も思ってなかった頃の、諜報サスペンス。うんちく語り多め、会議の場面多めで、アクションは少なめなんだけど、個人的にはちょうどいいくらいの配分。
2018/05/12
ペンポン
やはりフォーサイス。色んな事象が絡み合いながら流れて行き、どう関係してくるのかと期待と不安を抱かせながらどんでん返しが待ち構えている筈なのだが、今のところ夫々が読者の期待通りに動いていて、やや拍子抜け。しかし下巻でひっくり返るかとの期待が湧いてくる。100万トンタンカーの話がどう関係してくるのか不明であったが、漸く関係が垣間見えて来た。ヤレヤレの感じだ。下巻への期待が高まって来た。その辺もわきまえたものだ。
2023/02/03
わたろう
すぐに下巻にとりくまなければ。面白い。感想は読み終わってから。
2017/03/09
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